秦野の新聞教育

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2024年4月16日更新

 親子で読むP広報紙を
 W中Pの今年度広報委員長中野さんと次年度委員長の桐生さんが『陽光』の今年度最終号を持って
来訪。  
 P広報もウエブ化が今の流れらしいが、『陽光』は紙版で今年度も4号まで発行された。中野さん
は言う。「ウエブの広報を幾つか読んだが、連絡だけの一方通行の広報が多い。会員が自らウエブに
来るような魅力的な紙面づくりや記事を書くのは大変と思った。ウチの子の担任は広報が発行される
と、帰りの会で生徒と一緒に読んでくれる。生徒たちは自分が載っていないかと紙面を読む。生徒活
動の報告書みたいな広報だけど、『親子で広報を読む』、これも『陽光』の狙い」と一年をふり返る。
 桐生さんは年度第一号にむけて既に活動開始。先生方に「どんなクラスを目指すか」を書いてもら
うようお願いをしたと言う。次年度も4回発行を目指す『陽光』。「私にできることがあったら手伝
います」と告げた。

広報委員になって良かった
 高校の広報委貝としては、武先生の教え子とは言えない仕事をしております。申し訳ないです。ほと
んど記事がなく写真を掲載して頑張っている生徒を応接するような広報誌です。私も委貝長さんもフル
タイムですが、今やお仕事が当たり前になってきていて、少ない労力で楽しみながら委員会活動をおこ
ないましょう♪ となると現状のようになってしまいました。クオリティーをあげた紙面は、同じ気持
ちのメンバーと物理的な時間も必要ですが、現状は厳しく… そうはいっても素晴らしい紙面を作り上
げている高校もあり感服しております。
 「初めまして」の方たち、住まいもバラパラ。でも知り合えて感謝、担ってよかったと思える広報委
貴会ではあります!
 休日は息子のサッカー観戦です。息子の勇姿が見られるのも残りわずかと思うと寂しい!? 全部目に焼
き付けておきたい。試合の日の私の目は「カメラマン」しています。(笑)  応援よろしくお願いいたし
ます。
                              




2024年1月1日更新


  
道祖神講座で「壁新聞づくり」のNさん母子と再会
 12月14日午後、鶴巻公民館の歴史講座「道祖神の落ち穂拾い・道祖神祭り」。受講者は10名。驚いたのは
中三の女生徒がお母さんと参加してくれたこと。「進路面談が始まっているので授業は午前中。それで来られ
た」とお母さん。小学生のころ東公民館の「親子かべ新聞講座」に三年間参加してくれたNさん母子だった。
 講座の後、少しの時間交歓した。住んでいる地区に道祖神がたくさんあるので、話しを聞きに来た。そしても
う一つは作った学級新聞を私に見てもらいたいので来たとAさんは言った。 もらったその学級新聞を読み、次
のような手紙をAさんに届けた。

 鶴巻公民館の道祖神の講座にお母さんと出席してくれたこと、とても嬉しかったです。学級新聞『笑顔の止まり
木』までも読ませてもらい、ありがとうございました。その読後感を送ります。少し《硬い》けど許してください。
 
学級新聞 『笑顔の止まり木』を読んで
 学校・学級新聞の役割は 記録する→ ②知らせる→ ③高める→ ④行動させる です。この四つの役を『笑
顔の止まり木』の紙面で確かめると、体育祭や合唱祭の記事は①、②にあてはまります。私は新聞を発行する生
徒たちに次のように言ってきました。「記録する新聞・知らせる新聞から、読んで、考えて、話し合って、行動する
教室にしたい」と。
 『止まり木』の「あなたは大丈夫?  人との関わり方」のような記事こそ、学級新聞に求められる記事だと思うので
す。新聞を作る人たちが心に留めておくことは、みんなが知りたいことを書く、みんなに知らせたいことを書く(得た
情報を伝える)、みんなに知ってほしいことを書く。もしかしてクラスメートに嫌がられるかもしれないことも「みんな
で考えよう」と新聞で提案すること。クラスメートが「知りたい 知らせたい 知ってほしい」ことを書くのが学級新聞。
「あなたは大丈夫?  人との関わり方」の記事は「知らない、知らせられない、知ろうとしない」怖さをクラスの人たち
に気づかせています。
 発行された新聞をみんなで読んで、新聞に書かれたことについて話し合う、それが出来たらいいですね。「新聞づ
くりは仲間づくり」この「仲間づくり」には二つの意味があります。一つは、一緒に新聞をつくることで仲間意識が強く
なります。もう一つは、学級という集団の中で発行される新聞は、よい集団づくり・仲間意識を高めることができる、
ということです。、新聞づくりは、①つくる(発行する)ことによる意義 ②読むことによる意義の二つがあり、それが新
聞を発行するその集団の質を高める、仲間づくりになります。
 最後になってしまいましたが、記事・文章の書き方、すばらしいです。時間がかかったでしょうが、その努力も記事
に表れています。見出し よくできています。  
 良い新聞を読ませてもらい感謝です。歩さんとの再会で「新聞作り」のことを再考することが出来ました。ありがとう
ございました。ライターの三浦さんにもよろしくお伝えください。「楽しい冬休みを」なんて言ったら叱られますよね。
「健康に留意の冬休み」ですね。



 2023年11月5日更新

 横浜市PTA連絡協議会 令和5年度研修会広報分科会

 
 PTA広報紙で「子育てご一緒に」

    

・PTA広報紙は会費を全会員に平等に還元できる、その通りだと思いました。そこに考えが至ってい
ませんでした。広報紙、とても大切なものだと改めて感じています。
・PTAは「子育てご一緒に」を応援する活動と伺い、PTA広報紙のもともとの意味を知ることができま
した。
・言葉で伝える事の大切さが伝わってきました。何となく広報委員になりましたが興味深い話を聞い
て、力を入れて次号の広報紙を作成したいと思いました。
・直接会って、顔を見ての打ち合わせ、心を伝えあうことが大事という先生の言葉がとても印象に残
りました。具体的な記事の書き方をご説明いただいたのでぜひ参考にさせて頂きたいと思います。
・PTAへの思いは大事にしつつ、いかに時間や手間を少なく活動していくかが課題だと思いました。
人が変わっても、変わらず思いを伝えていけることが大切だと思います。
・個人情報等による配慮などで受け取る側が楽しんでいただける、思い出になるような広報紙が作れ
るだろか悩んでいました。本日の研修会で学んだ事を今後の活動に生かしていこうと思います。
・具体的な方法がわかりやすく良かったです。資料も読みます。せっかくの広報紙、内容のある物に、
より良い物にしたいですね。コロナの影響は大きかったです。今はコロナは明けましたが、長年つづ
けてきた物が途切れ…同じ形に戻さなくても良いと思いますが、たてなおしをしていかないといけな
いです。どうしても、仕方なくP船活動を引き受けている人が多い中、モチベーションを上げるのが課
題です。そんなお話も聞けたらな-と思います。
・とても参考になりました。「ねこ新聞」笑った。広報だけでつっぱしらない!! 運営委員会の時に
役員、先生方に『何を取りあげたらいいか』意見をもらうのもありだと思いました。広報紙は読まれ
て完成!  たしかに… ハンマーで頭をなぐられた感じ。目が覚めた。見て、聞いて、調べて楽しく広
報紙を作っていければと思いました。
・年に4回の広報紙発行は厳しい… 今、《こうよう祭文化祭》の広報紙を作っている最中なのでキ
ャッチコピーなど参考になりました。 (写真選びなど)先生の紹介を作りたいと思っていましたが、4
月に発行にするには、3月には準備が必要かと思うので、なかなか難しいかなと思いました。
・学校広報紙はどうしても毎年似たようなものになりがちですが今回の講座に参加し、伝えることの
大切さやどのように伝えたら読んでもらえるか等、大変勉強になりました。今後の広報に生かしてい
きたいです。
・広報紙の基本的なことを教えて下さりとても勉強になりました。近年の広報紙は写真の許可が必要
だったり、子の写真を載せたくない方が増え、又、フルネームを載せることもNGになりつつあり、味
気ない広報紙になっています。子の写真もなく、イニシャルでしか投稿がないので、見ているこ
ちらもとてもつまらないです。PTAへの活動に協力出来る方も少なくなっているので今後広報のあり方
自体変わるかもしれません。何か良いアイデアがあったら教えて欲しいです。
・PTA活動11年目にして初の広報となり、右も左もわからない中、基本的な広報の役割も教えて頂きあ
りがとうございます。我が校は視覚障害児者PTAですので写真に対するキャッチコピーやキャプション
説明などを丁寧に行っていこうと改めて思いました。
・まさに今、秋の広報紙に取り組んでいる最中です。ありきたりになってしまう内容に困っていたとこ
ろでしたので、初心に帰ることができました。やはり、最後まで読んでいただかないと意味がない。
皆が興味を持つ内容であれば広報紙をきっかけに何かが変わるかもしれない、そう思わせて頂けたお話
でした。
・広報紙は「できれば避けたい広報」がほぼ当てはまって、心の中で苦笑いでした。今後、直ぐ変更は
難しいですが、年4回(現在3回)を目標に。そして追加の1回は「子育てご一緒に」を目安に委員会で
案を練っていきたいです。委員会は1年で交代しますが、次年度の引き継ぎで今日の講義のことを伝え
ていきます。
・高等部3年の子の親の私が聞くにはもったいない内容でした。できればもっと早く聞きたかったです。
広報委員は2回目ですが、我が校の広報紙は前年度、前前年度の真似が定番で、行事の写真や様子など
ばかりです。PTA本来の活動や目的などが全くない内容です。紹介していただいた他校の広報紙がとても
すばらしく心打たれるものばかりでした。広報づくり講座でしたが読み手の気持ちになり受講することが
でき、いい勉強になりました。
・あっという間の時間でした。とても興味深い話が多くありました。読み手の気持ちを動かす広報づくり
ができたらと思いました。写真の使い方、見出しのつけ方はとても参考になりました。・今年度広報委員
となり、6月に春号を発行させていただきました。編集する中で心掛けたことは、魅力的なレイアウト、
インパクトのある見出し、フォントです。当学校の広報紙は、先生かタブーとおっしゃっていた「寄せ集
め文集型」なのですが、全ページを見ていただけるようにレイアウトを工夫したつもりです。写真のキャ
プションの講義が良かったです。その瞬間を心に刻めるようなインパクトのあるキャプションをつけられ
るようになればと思います。貴重な講義をありがとうございました。
・広報紙がきっかけで通学路の見直しが出来た事など、広報紙の持つ力というものをとても考えさせられ
ました。しかし、現状、障害を持った子どもをかかえ、仕事や家事におわれ、広報委員に所属していても
委員会活動に参加する事も難しい人たちもいたりするので、出来る事への限界もとても感じています…。
(昨年も広報委員でしたが、オンラインでのやり取り等便利な部分もある反面、セキュリティ上の制限・プ
ライバシー保護の点など今の時代ならではの動きづらさもありました。) 先生のお話を広報紙づくりに少
しでも活かせたらと思います。
・何のためにPTA広報紙を作るのかあらためて考えることができました。
・武先生ありがとうございました。二つ橋高等特別支援学校広報委員会のみなさん分科会の企画、運営等お
疲れ様でした。ありがとうございました。 
   
    
2023年9月5日更新

 8月20日 顔見て、話して、作ろう「家族新聞」

 東公民館の「家族新聞作り講座」の第二日。今日発行された新聞は「いきもの新聞」
「震生湖新聞」「道祖神新聞」「夏休み新聞」(2紙)。加えてもう一紙、この講座の担
当者の館員が「家族新聞講座新聞」を館報特別号として発行。これは今までの講座には
なかったこと。
 新聞を作った子たちの感想は「たいへんだったけどたのしかった」「おじいちゃんの
家にインタビューに行ったのがたのしかった」「しゃしんをとったのがたのしかった」
「道祖神をたくさん見てまわったのでたのしかったから、またしらべてみたい」「夏休
みの思いでを新聞にまとめられたのでうれしかった」「かんたんじゃなかったけどたの
しかった」。
 お父さんが積極的に新聞作りに協力してくれたことを、子供たちが喜んでいたことも
話の中から感じられた。
 この日の講座の出席者は小3・四人、小1・一人父3、母3、祖父母2。小学校の先
生1人、インターシップの大学生2。
 しっかりとした文、見やすいレイアウトですばらしい新聞が出来上がった。子供たち
の「楽しかった」という言葉が、私には何より嬉しいことだった。
 主催者の東公民館もこの講座のために館報『はるたけ特別号』を新聞で発行した。私
はその号に次のような言葉を寄せた。
 
 2002年の夏、東公民館にお願いして「親子新聞づくり講座」を始めました。そして今年
も22回目の「家族新聞作り講座」を開くことが出来ました。ずっと昔、「二番目にイイこ
とは〈声を聞くこと〉です」という電話会社のキャッチコピーを新聞で目にしました。コ
ピーを見ながら「一番イイことは」何だろうと考えました。そして「会って、顔を見て話
すこと」だと私の考えは行き着きました。
 家族が顔を寄せ合い、夏休みの思い出新聞を作る。これは〈一番イイこと〉です。新聞
は大勢の人の声を集めて作ります。そのために大勢の人に会います。これもとても素敵な
体験です。
 手書き文字で書き残す新聞は家族の歴史、宝です。これからも家族新聞作りを続けてく
ださい。


   




2023年7月5日更新

    
          


2023年4月5日更新
 コロナ禍の中でのPTA広報紙の役割
 3月24日 学校は今日が修了式。PTA活動の一年間も終わり。午後、西中PTAの広報委員会の正・
副委員長さんが今年度発行の『紙面クリニック』を求めて来訪。 三年前の新型コロナの発生は、学校
生活に大きな変化をもたらした。PTA活動の一つ「広報づくり」はとりわけ厳しい条件下での活動になっ
た。学校に入れない、委員会も開けない、発症者の出現という現実などから広報発行を休止した例も
いくつか聞いた。
 そんな中にあっても広報紙『陽光』は年間四回の発行を成し遂げた。紙面の写真は生き生きとしたも
のが多い。二人は言った「学校での子供の生活を少しでも会員に知らせ安心してもらうのがコロナ禍の
広報の役割。学校の理解もあり、合唱祭に特別取材をさせてもらえた。だから私たちもがんばれた。」
「広報って、やってみると楽しいね」と二人は笑顔でうなずきあうのだった。

 
壁新聞づくりから生まれた《マンホール沼のさあやさん》

 茅ケ崎の南湖公民館の菅澤さんから嬉しいメールが届いた。
 ご無沙汰しております。南湖公民館の菅澤です。お知らせがあります。「親子で作る壁新聞」でお世
話になりました渡邊紗花さんが、マンホールの縁で、Eテレの「沼にハマって聞いてみた」に、「マンホ
ール沼のさあやさん」として出演が決まりました。
 紗花さんのママより武先生への伝言です
 手づくり紙芝居「ぼくはマンホール」や「マンホールしんぶん」「マンホールしんぶん だい2ごう」から
のご縁があちこち繋がって…NHK教育の「沼にハマって聞いてみた」に、「マンホール沼のさあやさ
ん」として出演が決まりました。武先生には、壁新聞で思い出の発信のきっかけ作りや、マンホール
博士を紹介していただき、知識も行動も広がったのが良かったと思います。とてもお世話になりまし
た。ありがとうございました。
 3月6日、午後7時半からEテレの『マンホール沼のさあやさん』を観た。小2の夏、茅ケ崎の南湖公
民館で開いた「親子壁新聞づくりの講座」に参加したさあやさんはマンホールカードの新聞を作った。
それがきっかけで「マンホール沼」にはまりこんでしまい、NHKのEテレから出演の依頼がきたのだ。
今、小5のさあやさん、立派だった。妻は「どんな問いかけにもしっかり応えられることがすごい」と感
心しきり。私に気を使ってくれたのだろう、プレゼントした秦野のマンホールカード(下)も登場した。もちろ
んマンホール新聞も。この番組に出た「マンホール博士」こと垣下嘉徳さんとさあやさんは、妻の仲
立ちで交流が始まった。これから、さあやさんとお母さんのマンホール探しは、さらに深い沼にハマり
楽しくなるだろう。「道祖神めぐり」をしている私には、それがよくわかる。

                        


2023年3月1日更新
   生前葬? から十五年 
                         
新聞教育支援センター    吉成 勝好
 
 忘れもしない2008年(平成20年)11月1日の土曜日、新宿・歌舞伎町にある「喫茶室ルノアール」の貸
会議室を会場として、武勝美さんの特別講演会が開かれました。 テーマは、「きのう、きょう、そして明
日 ~新聞づくりは仲間づくり~」。私が代表をしている新聞教育支援センターの主催です。何故この講
演会が「特別」かと言うと、それまで武さんは500回を超えるという膨大な数の講演をされてきましたが、
それらは全て「新聞づくり」や「PTA広報づくり」「教育問題、学校経営・学級経営」「ふるさと秦野の史跡・
民話、道祖神」などについてであったと思います。
 それに対して、今回は武さんご自身の来し方・現在・行く末を自伝風に縦横無尽にたっぷりと独演して
いただこうという企画でした。「生い立ちと自身の新聞体験」「教職への道、新聞教育との出会い」「新聞
づくり指導の歴史、思い出の新聞、思い出の生徒、思い出の保護者」「校長としての取り組み」「ECHOに
託した想い、今思うこと、これから生きる道」「新聞教育への提言」などなど午後2時から5時までたっぷり
3時間、途中飲み物2杯とっただけで休憩もなく、豊富な資料や若手教師時代の懐かしいビデオも駆使
ながら熱弁を振るいました。
 この貴重な得がたい機会を共にしたのは、新聞教育に携わっている現役の教師やOB、校長先生や指
導主事、教職志望で卒論のテーマに新聞を取り上げていという学生、新聞教育に関心が深いジャーナリ
ストや企業人など、そして秦野からは現役のPTAの若いお母さん方が6人も。私が「すごい!皆さん武さ
ん親衛隊ですね」と言うと「いいえ、介助・支援隊ですよ」とのこと。この方々は、終了後に新宿西口の居
酒屋で開いた懇親会にも全員参加、和気藹々と感動の余韻を楽しみました。
 その中の一人、相原明美さんは「講演を聴きに行きたかったが都合が付かなかった情報委員の人たち
にビデオを撮ってあげよう」と撮影、後日DVDにまとめてくれました。参加され感動を共有された6人全員
の感想が「ECHO」261号に掲載されています。
 また、この日は武さんの秦野東中時代の教え子の50歳記念の同窓会が市内で開かれていたとのこと。
講演の方が先約だったので、やむなく欠席せざるを得なかった武さんになんと会場のルノアール宛に激
励の電報を打ってくれていたのです。武さん、どんなに驚き、そして励まされたことでしょう。
 この日のことを、武さんは「私にとって生前葬だった」と述懐されておられました。この言葉に対し、参加
者の名波奈々さんは、「先生自身がそう捉えてくれた事を嬉しく思います。生前葬儀は長生きに繋がる縁
起のいいことだと言われ、江戸時代から行われているそうです。今までの人生を振り返りつつ区切りを付
けて、これから人生を楽しもうとしている先生の決意が感じられました。」と261号で述べています。まさに
その通り。あの生前葬の日から15年、成長と脱皮を繰り返す武さんの「人生という一大事業」がまだまだ
続き、「ECHO」を通して私たちに学びと感動を与え続けてくれることを願い、確信しています。


2023年2月20日更新
 提言  「新聞づくり」の中興を  
 
 新聞づくりは仲間づくり その3 
 声を発しよう かならずこだまは返ってくる
 新聞はしっかりとした声を発しよう。必ずこだまは返ってくる。だが、ビンビン返ってくるこだまだけでなく、小さいけれど何か
伝えたい、そういう声にも新聞は耳を傾けたい。
 学校における新聞の役割 
なぜ学校に新聞が必要なのかと問われれば次の三点を挙げる。
①子どもたちの発言の場としての新聞 
②自分の考えを限られた文字数で正確に伝えなければならない 
③新聞はみんなのもの、みんなの声を集める
 教室で新聞づくりをする目的は「新聞をつくって子どもはどう変ったか」である。新聞を作る過程で、子どもたちは協力するこ
との大事さを学ぶ。協力は話し合いの中で醸成される。「誰に、どのように話を聞き(取材し)、どのような記事にするのか、どん
な紙面を作るのか」。制作に関わる仲間たちの発想の違い、考え方の異なりなどを確認し合い、新聞は出来上がる。こうした
努力の末に発行された新聞はどのように読まれるのだろうか。

 学校新聞は学校作りにどう生かされるか
 
生徒と教師の変容をもたらした学校新聞 
 生徒が作る学校なので生徒の意見も取り入れて欲しい 
1995年「名札無し」の新年度がスタートした。当時、生徒会広報委員会『鶴中新聞』は月に二回というペースで発行されていた。
その5月8日号に、名札のことについて特集が組まれ、名札を廃止したことについて、PTA会長や地域の方の声なども載せら
れていた。それらの声の中に「名札のことは話し合いも持たずに、先生方で決めてしまったのですが、生徒が作る学校なので、
次は生徒の意見も取り入れて欲しい」という生徒会長の言葉があった。
 「学校は生徒がいるから学校。だから学校の主人公はあなたたちだ。あなたたちが学校を動かす、学校をつくるのです」と私
は言ってきた。それで生徒会長は言ったのだ。「校長先生は『学校は生徒が主人公』と言っているけど口先だけじゃないですか。
名札を着けている私たちに、名札を外すことを相談しましたか」と。
 私たち教師は名札を無くすわけを次のように説明してきた。「名札は心に着けよう。先生や友達に、名札で誰であるのかを分
かってもらうのではなく、言葉で、行動で『私は○○です』と知ってもらう、分かってもらうようになって欲しい。それが『名札は心に
着けよう』ということなのだ」と。生徒会長は私たち教師の思いをいち早く受け止めてくれたと思った。

 
学校新聞が生み出した生徒会活動 秦野西中
 文化祭のフィナーレで花の種をつけた風船を飛ばした。その一つが金時山の小見山さんに届いた。小見山さんを取材した「西
中新聞」は小見山さんの「外に向けて花の種を届けるあなたたちの学校は花でいっぱいでしょうね」という言葉がきっかけで生徒
会の「校内クリーン・花一ばい運動」が始まった。また「西中はコワイ」という小学六年の声の載った紙面から、生徒会の「オ・ア・
シ・ス(あいさつ)運動」が展開された。 

 新聞づくりで知られている秦野東中の「東中新聞」の2008年の卒業特集号の記事
 後輩へお願い 新聞活動を《復興》させて

 2008年3月7日発行の第798号のトップ記事は「後輩にお願い」で、次のように書いた。東中にはさまざまな伝統があります。
その伝統には「新聞」「あいさつ」「ボランティア」が挙げられます。しかしこれらは、今ほんとうに伝統といえるでしょうか。「東中新
聞」は活版印刷のものはよい物が出来ましたが、毎月2号出している「東中新聞」は雑になっています。各学級の学級新聞の発
行は低調です。伝統は薄れてきています。本来なら「伝統を守って欲しい」と言うべきですが、「守る」とは現状維持の言葉です。
「守る」のではなく「復興」させて欲しいです。

 「萬有流転」 三陸新報 2022年6月11日
 東日本大震災後、気仙沼を訪れ講演会を行うなど、気仙沼に縁のある武勝美さん(神奈川県秦野市在住)。教育個人紙「エコ
ー」を発行している▼その392号に、2021年度で終了した「全国小・中学校・PTA新聞コンクール(毎日新聞社など主催)」のこ
とが書かれていた。筆者自身、わが子が小・中学校時代、PTA新聞をコンクールに応募するなど、かなり活発な時代に関わって
いた▼武さんの資料によると、01年度に687校あった応募が、21年度には57校にまで減少しているから驚く。気仙沼市のここ数
年の新入学児童数を考えれば、他市にしても同じような事象なのだろう。どの学校でも、PTA活動に関わる人数を活動に関わる
人数を確保できない現状もあるようだ▼人口が減り学校がなくなり、過疎化が進むと、地域の結びつきも薄れがちになる。コロナ
でリモートが普及し、先生や友達と触れ合う機会も少なくなっている。人と人とのつながりを改めて考えたい時代である。


2023年1月5日更新
 
  
 提言  「新聞づくり」の中興を  

 新聞づくりは仲間づくり その2
 
 
新聞教育の評価を  新聞づくり活動による生徒の変容の評価
 私が新聞教育の評価を意識したのは、全国新聞教育研究大会の第11回熱海大会(1968年)だった。この大会の研究主題は、
「新聞教育の評価をどう進めるか」で、以降第17回山形大会まで継続された。この熱海大会で、藤井宗夫先生(大阪)の新聞教育
の評価についての提言は、私の新聞教育への基本的なものを形づくることに大きな示唆となった。藤井先生は「新聞教育の評価
のポイント」として次の三点を示した。
①新聞教育計画の評価 
②生み出された新聞そのものの評価③新聞活動に参加した生徒の発達についての評価この提言から「新聞教育がどのような生徒
を育てることができたか」が新聞づくりの評価の原点であると認識した。学級新聞づくりを学級経営の重要な柱として、新聞教育の評
価とは、「学級新聞活動による生徒の変容の評価」としたい。学校や学級で新聞活動がおこなわれるとき、その教育的効果は、文字
どおり「新聞づくり」に求められ、新聞をつくる過程の意義にスポットが当てられる。そして、もう一点はコンクールという評価。だが私
は、発行されたその新聞がどう読まれたのかを大事にしたい。読む会をとおして、学級新聞が学級を変える力となる、これこそ新聞
教育活動のねらいだと思う。

 かつて私は、「なぜ学級新聞活動は必要なのか」、あるいは「なぜいらないのか」を調査する機会を得た。その調査結果を示そう。
1 学級新聞は学級に必要
①週刊で学級新聞を発行した学級の声
・班活動が良くなる ・男女の協力ができるようになる ・学級の進歩が見られる ・責任感が出てくる ・反省をするようになる ・新聞に
よって学級の問題が解決できる ・思い出になる
②年二回発行した学級の声 
・みんなの知らないことがわかる ・他のクラスのことがわかる ・クラス内に協力性が生まれる ・学級を楽しくするためによい
2 学級に学級新聞がなくてもいい
①の声 ・めんどくさい ・つまらない ・わかっていることをわざわざ新聞に書かなくてもいい ・記録だけに終わっている ・何のために
やっているのかわからなくなってきた
②の声 ・時間のむだ ・つくったって読んでくれない ・役にたたない新聞だから ・協力がない ・たまにしか出さない新聞なんて価値は
ない ・あってもなくても同じ ・先生が教えてくれない
 ①と②に表れた〈声〉の違いは、学級新聞の意義に対する理解度の差と言えよう。①は学級新聞の持つ本来的なものをおぼろげなが
らもつかんでいる。一方②の声をまとめてみると、「協力ができない」から、学級新聞は「たまにしか発行されない」。だから内容的にも「役
に立たない」ものになってしまう、と言っている。


 
一学期に2号発行しました
 あっという間に月日が経ち、気がつけばもう11月です。『さくら木』は例年通り一学期に2号回発行できました。7月発行の表紙の写真は、
校長先生から「とてもいい写真」とめっちゃ褒めていただきました3年ぶりにできたプールの授業の写真です。見開きのページは1学期の
できごとを双六のようにレイアウトしてみました。少しずつできるようになった外部講師を招いた授業なども取材できました。
「先生紹介」がメインの号の表紙・第1面は、「PR してほしい」と担当の先生から依頼があった、3年ぶりの「引き取り訓練の仕方」につい
てです。1~3学年は初めてのこの訓練なので、当日混乱がないように、事前に保護者や児童に理解してらうように書きました。少し文字
が多い紙面になってしまいましたが、うまく伝えられたと思っています。
 二学期は運動会、校外学習、PTA祭りなどイベントがたくさんある中、創立130周年記念の航空写真撮影がありました。130周年は今年だ
けの行事です。コロナの関係で式典などありませんが、しっかりとした内容にしたいと思います。
 一学期に発行した2号の添削をお願いします。寒くなります。お互いに体に気をつけて元気でいましょうね。  荒木 有美




 2022年5月5日更新
 
  
 提言  「新聞づくり」の中興を
 新型コロナウイルスの影響で私たちの日常生活は様変わりした。学校生活も同様らしい。例えば、タブレットを使ったオンライン授業、
校内でのマスクの着用と手洗い、給食の黙食など。運動会や文化祭などは少しずつ再開されているものの、その規模は小さい。課外
活動では、修学旅行の行き先を近場に変更し、バスの中での会話は禁止。そのかわりにビデオ鑑賞。 しかし、こうした新しい生活に
慣れると「これが普通」と思うようになってしまう。
 新型コロナウイルスの出現で提唱され始めた〈三密〉という生活習慣は、学校での「新聞づくり」にも大きな影響をもたらしているようだ。
新聞づくりに必要なことは「話し合う」「取材する」「制作する」「読む」こと。これらの行動・行為は〈密接〉〈密集〉〈密閉〉に反する行為にな
ってしまうからだ。

 
新聞づくりの現状
 下の表を見てほしい。2019年度から激滅する学校・学級・PTA新聞の応募数。これはコンクールに応募という特殊に
数ではあるが、現状をある程度表していると思う。直近2021年度の応募数を10年前・2012年度と比べると、学校新聞
はおおよそ8割、PTA新聞にいたっては9割減となっている。学級新聞・学習新聞も同じ傾向が読み取れる。神奈川の新聞
づくりの実態も同じ傾向と言ってよいだろう。
 第71回(2021年度)神奈川県中学校・高等学校新聞コンクールの参加校数  ※( )は県下の全学校数
  ・中学校の部 8校(475) ・高校の部 19校(231)
 この現実は、コロナ禍という状況が生み出したものとは言い切れない。学校教育の中で新聞の果たす役割・重要性(新聞教育)
が職員室であまり意識されなくなったことも要因の一つとなっていると思う。新聞教育に関わってきた一人として「学校での
『新聞づくり』の中興」を願い、「新聞と教育」について述べたい。 


 
新聞づくりは仲間づくり その1

 
 
新聞で学校に三つの声を響かせよう
 「新聞で学校に三つの声を響かせよう」。“三つの声”とは、子どもの声。二つ目は保護者の声。そしてもう一つ、たぶん
これが一番大切だと思うが、教師の声。この三つの声が校内に響き合うとき、子どもは育つ、教師も保護者も成長できる。
だから「子どもの声があふれる」学校・学級新聞は欠かせないし、保護者が「学校や子どもたちにかける願い」を実現するた
めにPTA広報は必要。教師は「自分の教育観・人生観」を子供たちや保護者に語るためにも学級だよりや学校だよりを書く
のだと。

 
新聞づくりは仲間づくり
 『新聞づくりは仲間づくり』の「仲間づくり」には二つの意味がある。一つは、一緒に新聞をつくることで仲間意識を持
つことができること。もう一つは、学校・学級、あるいはPTAという集団の中で発行される新聞は、よい集団づくり・仲
間意識を高めることができる、ということ。言い換えると、新聞教育活動には、①つくる(発行する)ことによる意義 
②読むことによる意義の二つがある。新聞を発行することは集団の質を高めること(仲間づくり)になる。         

 新聞づくりで〈言葉の力〉を育てる
 学校のすべての教育内容に必要な基本的考えとして『言葉の力』を据える。(言葉の力は)確かな学力を形成するための
基盤。他者を理解し、自分を表現し、社会と対話するための手段で、知的活動や完成・情緒の基盤となる。
 「学校での新聞づくり」が目指すものは「情報を読み解き、発信能力を身に着け、他と交流する」こと。そのためには
『言葉の力』は欠かせない。 (続く)
             

 
武勝美の今年の新聞づくりの実践 NO1
4月3日 伊勢原市P連の今年度情報委員長の来訪。今年度のPTA広報講座の開催についての相談。私は退任すること
にし、後任にSさんを推薦した。午後、委員長さんから電話が入り「なんとか受けていただきました」と明るい声。その
積極性と行動力は頼もしい。
4月13日  西中PTA広報の正・副委員長さんが年度第一号の企画の相談に来た。年四回の発行を予定しているとのこと。
持ち込まれた企画は、年度当初号として的確。それで、取材や編集などについて聴講者二人という〈特別PTA広報講座〉
を開いた。過去二年、コロナ禍でも充実した広報を発行しているこの委員会。今年もしっかり活動しそうだ。
4月21日  東公民館の「夏休みの思い出を壁新聞に」の講座をこの夏も開くことになった。(全2回・7月26日、8月23日)。
館長、担当との打ち合わせで「新聞っておもしろい」をサブテーマにした。

   
  
              
 2021年11月3日更新

 
新聞標語 「あなたは自由を守れ 新聞はあなたを守る」
 

 今年のノーベル平和賞は二人のジャーナリストに贈られた。強権的な政権への批判を揺るがせないその姿勢に対しての授賞である。
そんな中、10月15日から第74回新聞週間が始まった。報道の使命と責任を自省、自戒する機会として、読者にも報道の機能と役割を
再認識してもらう「新聞週間」である。日本新聞協会は、その第一回「新聞週間」から「新聞標語」を市民から募集してきた。
 第1回(1948年度)の代表標語は「あなたは自由を守れ 新聞はあなたを守る」だった。終戦から三年の1847(昭和22)年に、新し
い憲法が制定され「自由と平和」の国に向けてスタートした。第2回(49年度)の標語は「自由な新聞と独裁者は共存しない」。
 「新聞は宇宙も世界も見える窓」(69年度)は、アポロの月面着陸という新しい科学の時代を迎えた年だった。第27回(74年度)は「新
聞が 守るなんでも言える国」、第34回(81年度)「知る権利 守る新聞 支える読者」、第41回(88年度)「新聞は ひるまず おごらず かた
よらず」と新聞の持つべき使命感を市民は確認してきた。ところがネット時代に入ると新聞の立ち位置は不安定になり、「激動の ネット
社会に 確かな活字」第53回(2000年度)と、市民は新聞への信頼を求めた。それが「情報を 選ぶ時代の 確かな新聞」第49回(96年
度)、「広げれば 時代にアクセス 暮らしにプラス」第56回(3年度)、「新聞は 地球の今が 見える窓」第62回(9年度)と小市民的新聞を
期待するようになる。 そして、「きっかけは 小さな記事の 一行だった」第63回(10年度)、「上を向く 力をくれた 記事がある」第64回(11
年度)、「負けないで 背中を押して くれた記事」第65回(12年度)と新聞に物語を求めるようになった。
 SNS時代に入ると「事実が嘘に勝てない」という《フェイク》の問題に直面、「新聞で 見分けるフェイク 知るファクト」第70回(17年度)が
代表標語となった。そして今年第74回(2021年度)の標語「答えなき時代のヒントを探る記事」と、新聞に求めるものが個人的なもの
になっている。「新聞はゆれる社会のゆるがぬ指標」は60年度の代表標語。揺れ動く、苦悩の続く今だからこそ、新聞は確かな指標を
示してほしい。
 平和賞のドミトリー・ムラトフ氏は「少数者を守るのはメディア」と強調し、「事実を求める闘いは世界中の記者の闘い」ともう一人の受
賞者マリア・レッサ氏は言う。間もなく国政選挙の投票日。 「あなたは自由を守れ 新聞はあなたを守る」。(10月15日・記)



2021年9月25日更新

 家族新聞展終わる
 東公民館主催 7月25日~8月29日 家族新聞展示会へのメッセージ
 
東公民館で開いていた「家族新聞展」の最終日なので、午後2時から撤収作業に出かけた。その私を待っていてくれたのは
2011年の参加者Kさんだった。その「新聞作り新聞」新聞を作ったRさんは大学院生とのこと。そのご子息に私の健在ぶ
りを知らせたいからと新聞を挟んでのツーショットにおさまる。
 会場には胡蝶蘭が一鉢飾られていた。教え子のFさんが暑中休暇で実家に帰った折この展示会を知り、そっと贈ってくれた
のだ。「先生の誕生日のお祝いも兼ねて」と言って置いていったとのこと。
 担当の泉館員さんは「家族新聞作り講座の記録」というファイルを作ってくれ私にプレゼントしてくれた。この展示会の写真
も収められている。
 来訪者の感想やメッセージが20編寄せられていたが、泉さんはそれらをすべて原文のまま私に手渡してくれた。今日もまた大
勢の人に支えられたことに感謝している。

 新聞から伝わる情熱に感動
◇どんなところにでも好奇心のモトは転がっているものですね。そしてそこから「なぜだろう」と考え新聞という形でさらに発展させている。
それぞれの新聞が、子どもたちのこれからの成長に大きな力になるだろうと思いました。(60歳代)
◇子供たちの夏の生活のようすや心情などが、写真やいきいきした文字で表されていて感動しました。中でも、東日本大震災を伝えた小さ
な記者さんとを支えたお母さんに感服いたしました。貴重な数々の新聞を拝見させていただき、ありがとうございました。(40)
◇壁新聞の質と量に圧倒されました。工夫を凝らしたレイアウト。しっかりとした自分の言葉で書かれた文章。そして子供らしく素直に述べてい
る新聞を楽しく読ませてもらいました。また戦争についての「8・15新聞」など意義のあるテーマの新聞もありました。指導された先生の見識と
技量にも心打たれました。(40)
◇卓球クラブの練習の際、少しの時間でしたが拝見いたしました。中学時代に手書き新聞づくりに夢中だったことを思い出しました。子供たち
がインタビューしたり、感じたことを記事にしていて素晴らしい。(60)
◇それぞれ個性のある新聞で感心しました。一つのテーマで、一人でつくるのはたいへんだったでしょう。一所懸命がんばったすばらしい新聞
を読ませていただきました。ありがとうございました。(60)
◇小学生とは思えない力作ばかり。新聞づくりは総合的な能力(テーマは何にするか、それをどう調べるか、そしてどのような記事・新聞にする
かなど)が要るので、この講座は良いと思います。(50)
◇子供たちの発想が自由なのがとても面白かったです。記事が5W・1Hで書かれているのはすばらしいです。(40)
◇力作揃いですね。亡父は新聞社の通信員、特派員から発行人になりました。私も子供も文字を読むのが好きです。(60)

 子どもたちを育てるすばらしい活動
◇公民館が子どもたちを育てていることはすばらしい!!  新聞から伝わる情熱に感動しました。(60)
◇スマホをいじっていたら偶然この展示会を発見、 それで来ました。(50)
◇すばらしいです。すべての新聞に武先生の歴史を感じます。先生の宝物ですね。その中に私たち親子も入れていただきありがとうございました。
先生、コロナの今です。十分充電して《武節》をまた聞かせてください。(50)
◇新聞を子供と作ったときのことをなつかしく思い出しました。皆さんも素敵な思い出になっていることでしょうね。ありがとうございました。(40)
◇壁新聞に再会できとても懐かしい気持ちになりました。なかなか書けない息子と悩みながら取り組みました。そのときの息子の表情なども思い
浮かびました。その息子は今年成人しました。この新聞は家族にとって大切なものです。このような機会をつくってくださった武先生、東公民館に
心から感謝しています。(50)
◇かわいかったあの頃のわが子(今もかわいいですが)を思い出すことができました。ありがとうございました。(50)
◇新聞を一緒に作ったのは小学四年生の子。その子は今高校三年生。8年ぶりに『邂逅』ーそんな気分が味わえたのも壁新聞づくりのお陰です(40)

 先生に出会えたことに感謝
◇家族新聞『らんどせる』を久しぶりに見て、あの頃のかわいかった三人の姿がよみがえってきました。毎月発行は大変でしたが、子どもたちの貴重な
成長記録になったと感慨深いものがあります。武先生に出会えたことに感謝しています。(50)
◇この展示会を見て、初心に帰り新聞をまた書こうと思いました。新聞作りで武先生にお会いでき良かったです。(40)
◇新聞を作った当時のことが思い出され、とても懐かしい気持ちになりました。作成した本人は4年生、今は高3です。一緒に見に来ました。ありがと
うございました。武先生、お元気でお過ごしください。(50)
                                        

 2021年4月3日更新

 思いやりのブーメランを
 今年度の広報は「思いやり」をテーマにしました。でも改めてテーマに取り上げるまでもなく、誰もが「思いやり」を言葉で、行動で実行
しています。子供たちを例にあげれば、上級生の下級生への気づかい、さまざまな場面で感謝の気持ちを伝えようとする言葉の交換。
 PTA活動では、懇談会をなごめるようにお茶を出してくれたクラス委員さん達。地域の方は稲づくりを通して、子供たちが自然に親し
むようにお手伝いをしてくださり、長寿会の方は今年もたくさんの雑巾を学校に届けてくださいました。
 でも、もしかしたら、「私は頑張っているけど、周りは、全然かわってないよ。」と 思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
こんなすてきな言葉があるそうです。「かけた情けは水に流せ 受けた情けは石に刻め」。あなたの「思いやり」は姿を変え、ブーメラン
のように必ず戻ってくることでしょう。「思いやりの心」のブーメランを投げ続けましょう。    Mizuki

 2021年1月1日更新

  新聞と教育 2020年を振り返って

 全国新聞教育研究協議会のOBの会「新友会パピルス」は今年創立30周年を迎え、記念誌を12月20日に発行した。その記念誌に特別寄
稿を頼まれ「新聞づくり語録~動かなければ出会えない~」を発表させてもらった。おおよそ6000字ほどの「私の新聞と教育」論である。機
会を与えてくれた横山健次郎編集長(前会長)に心から感謝している。
 
 依頼された「壁・学級・学校・PTA新聞づくり講座」はすべて中止。その中で伊勢原市P連は講座開催の意欲は強かった。5月の開催を7月、
8月、9月と延期しながら其の実施を狙っていた。だが受講者の数から会場の確保はできなかった。それで、私の講義をDVDにして市内14
校に配布する形で講座の開催を成し遂げた。その熱意、頑張りに感激した。
 その受講者からこんな便りが届いた。
 過日はDVDでの広報紙作りの講義を賜りありがとうございました。「子どもの声、保護者の願い、先生の思いを広く伝えるのがPTA広報
紙の役割」と学びました。それを心に留め広報づくりを楽しんで活動しようと広報委員一同で確認いたしました。
 
 この度は、1学期に発行したPTA広報紙につきまして、温かい評価の言葉をいただき本当に有り難く思っております。小規模な本校では、
広報紙づくりも毎年みんなで分担し行っているような状況です。新しい記事を工夫する負担より、決まった型に当てはめて喜んでもらえる形
を継続してきていた現状があります。入学児童、卒業児童全員の顔写真の掲載というのがまさにそれです。顔写真の掲載が難しい児童が
出てきている中、記事の変更に理解を求めることの難しさに直面しています。この春の広報紙、顔写真の掲載をやめたことで、やはり様々
な意見がありました。そんな中で、先生からの励ましとお誉めの言葉をいただけたことは、本当に有り難い限りです。次回「卒業号」発行の
励みにしていきたいと思います。有り難うございました。

2020年10月10日更新
 いまだからこそPTA広報を
 広報委員長をお受けし、少し意気込んでいたのですが、思いもよらぬ世の中になり戸惑っています。そんな中だからこそ「先生紹介号」は
必要と思い、学校再開後の6月2日に今年度第一号(先生紹介)を発行しました。
 また、再開後の学校の様子を知りたいという会員の声も聞こえてきたので、先生方ともよく打ち合わせをして、「教室の今」を特集とした第
二号を急遽7月31日に発行しました。この発行は先生方からとても感謝されました。会員からも「子供たちの教室の様子がわかった」「安心
した」というような言葉をもらいました。発行して良かったと思いました。   Yumi Araki
        
 広報が終えたので学生に
 371号ありがとうございます。冒頭からたくさんの短歌、「あら骨折」「あら入院」と驚き心配しながらも、並ぶ短歌に嬉しくなりました。実は高
校の広報が終え、四月から放送大学の学生になっていて(前期4科目しか取っていない〈ゆるい〉学生ですが) 「古事記と万葉集」の講義を受
けています。
 別の科目では800字のレポートの提出があったりしますが、広報紙づくりの経験がとても役立っています。字数に制限があると、言葉を精選
しなければならなくなり、結果としてまとまった文になります。短歌や俳句も同じことだと思います。   Emiko Takeshita

2020年5月17日更新
PTA広報づくり
 「大変」を「笑顔」に変える
 「大変」。これが、PTA活動の誰もが持っているイメージではないでしょうか。私もその一人でした。そして、市P連の情報委員も、広報紙
づくりがとても大変というイメージが大きくありました。私は、委員一人一人がマイナスのイメージを持ったままでは「読まれたい」広報は作
れないと思い、情報委員の活動について原点にもどって考えてみました。
 そのきっかけを作って下さったのは武先生です。その中には秦野市P連の過去の情報委員の活動もありました。情報委員としての活動
は一体何か? 学校教育で課題となっているものは何か、保護者視点で考えた時に会員の方が求めている情報は何かを考え、話し合い
ました。そうした内容を広報紙の記事にしたことで、年3回発行した広報紙は、自然に1年間のテーマが統一され、記事が書きやすいもの
になりました。さらには、情報委員の一人一人が「有意義な活動ができた」と評価してくれました。その時には、私の「大変」は「笑顔」に変
わっていました。そして、大きな達成感を得ることができました。
 市P連は、活動が大きいので直接、わが子に貢献できたPTA活動と言えるのは数年後、何十年後かもしれません。でも、私は、一番は
「わが子のためにPTA活動をした」と言いたいです。この1年がもし「大変」だったとしたら、必ずその姿をわが子は見ていたはずです。そ
のことで、子どもにも何かしらの成長があったと信じています。それは他の委員活動にも言えることです。「子育てご一緒に」にも繋がります。
 現代社会はより便利を求めるようになりました。でも、便利を求めすぎる一方、失っていくものがあるのではないかとも感じています。PT
A活動がその便利や効率化を求め過ぎ、失うものが大きくならないようにしていくことがこれからの課題です。「子どもたちのため」を再度
確認してPTA活動が続けられることを願っています。    川口 里佳

 ⌘ 勉強と収穫の一年     
 小学校PTAの委員経験が無いにも関わらず、委員長という大役を引き受け、それも広報委員会という事の重大さに気付くまでさほど時
間はかかりませんでした。 取材スケジュールは取材先の都合で決まります。時には土日に行うこともありました。最近ではPTA活動のス
リム化の動きもある中、広報委員会の活動はそれに対して逆行し、その枠には当てはまらないことを痛感しました。そのような状況でも、
より良いものを作ろうと尽力してくれた委員さんたちの存在があり、最後まで走りきることができました。感謝しかありません。
 広報委員となり多くの活動を通して様々なものを見ていく中で、改めて気付いたことがいくつかあります。一つは、小学校には様々な境
遇の子どもたちが通い、熱意を持って親身になり対応されている先生方の姿があること。二つ目は、教科学習の他に子どもたちがこれか
らの世の中を生きていく上で非常に大切な事柄を、先生や子どもが一緒になって実践的に学ぶ機会が豊富にあること。その他、子どもた
ちのためにPTA活動に勤しむ保護者や地域の方々の姿。それらを目の当たりにして、記事にするために振り返り熟考できたことがとても
勉強になり、苦労はしましたが私にとってはとても大きな収穫となる一年間でした。    詠子        

 PTA活動は人生の宝物
 コロナウイルス禍で卒業式はじめ三月の学校行事は中止か縮小。私の一年間のPTA活動がこんな形で終わるのは寂しいです。ですが、
武先生をはじめたくさんの人出会い、異なる視点からのお話をうかがい、その方のお人柄に触れることができたこの一年は私の人生の宝
物になりました。 今年度の広報活動は委員さん全員で仲良く活動されたので温かみのある良い広報紙ができました。
 四月から娘は中学生です。私も娘と共に未知の世界へチャレンジします。娘が作った「健康お守り」を同封いたします。また何処かで先生
にご指導いたく機会に恵まれますよう願っています。    優子

 学んだ広報紙の大切さ           
 『ぎんなん』最終号を今日発行。初めての広報なので何もかもわからず不安でした、先生からアドバイスのおかげで、伝えることの難しさ大
変さ、そして大切さを学ぶことができました。大人としての勉強をしたように思います。
 先日、先生のご著書「PTA広報と歩んだ五十年」を読ませていただきました。広報委員になった昨年の四月に読みたかったと切に思いま
した。先生に教えていただいたことが次年度に生かされるように引き継ぎます。本当にありがとうございました。   朋子

 広報紙の復活を願う
 「はだのP連だより」が無くなったと聞きました。情報委員の一人として、私なりに一生懸命作った思い出があり寂しく悲しいです。会員の家
庭環境は様々ですが、広報紙は全会員に子供を通して手渡されるのですから情報は確実に届きます。広報紙には伝える役目だけでなく他
の意義もあると思います。先生がおっしゃった「会費が平等に還元される唯一のもの」に共感します。その価値が見直され復活することを願っ
ています。   尚夏

 西中PTAの『陽光』に心より拍手を送ります  
 全国学校新聞コンクールの最終審査に参加させていただきましたが、西中PTAの『陽光』の「大震災から9年」の特集は、多くのPTA広報
誌で今や取り上げることがなくなってきている中、貴重だと思いました。心より拍手を送ります。   吉成

  やっぱり広報作りは好き
 2度目の広報委員、初回とは違い仕事をしながらの環境で、かなり時間の制約がされるので大変になるのを覚悟して引き受けました。でも、
やっぱり広報作りが好きなことに変わりはなく、好きなことだから、時間も惜しみなく、楽しんで作らせていただきました。そしてまた賞を頂いて…。
最後の最後のPTA広報紙づくり、やってよかったなと思っています。  史枝     ※史枝さんは『陽光』の編集者の一人です(武)

2020年3月25日更新

 11月30日 全新研・秦野大会速報部OB会
 五人で東京へ修学旅行

  「東京への修学旅行」と名付けたお出かけ。その言葉だけでワクワク、嬉しい言葉。  当日は快晴。私は〈晴れ女〉。同行のAさんは
〈雨女〉。私が勝ってよかったとみんな笑顔。もちろんAさんも。
 最初に国会議事堂に行く。日の丸と一緒にもう一つの国旗が揚がっていた。元首が来日している国の国旗とか。案内の方に尋ねたら
「エで始まる国と聞いたがはっきりはわからない」と。(「エルサルバドル」でした)
 次は新国立競技場。実は、この修学旅行の目玉はこれだったのです、この日「完成」と発表されたので。近くで雰囲気を感じただけ、入
りたかった。残念!
 最後に区立Y中学校を訪問。秦野大会の大会速報の発行でお世話になった田村先生の勤務校です。中学校の教室って何年ぶりだろう。
 みんなが言う「新鮮!」と。窓から迎賓館が見えるが、学ぶ場としての雰囲気は東京も秦野も同じ。中学時代の給食のことで話が盛り上
がる。
 この修学旅行で一番心(おなか)に残ったのはランチブッフェ。おいしかった~。中学生みたい? いいえ、おばさんだから、です。     
                                                                         Masako


 第69回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果が発表された。
  がんばりました 〈新聞の秦野〉。
 学校新聞の部【佳作】東中学校 
 学級新聞の部【努力賞】東中学校3年2組
 PTA新聞の部【優秀賞】西中PTA
          【努力賞】南小PTA 南中PTA

◇秦野市立西中学校PTA広報『陽光』を作った人たちの声◇
 
「新聞づくりは仲間づくり」
 「今度は中学で広報を一緒にやってくれない?」と突然の電話から始まった六年ぶりの〈広報生活〉。嬉しいことに、広報づくりの苦しみや喜
びを一緒に味わった同期の六人も集まったのです。それに新たな仲間も加わり11人で令和元年度の「陽光」づくりはスタートしました。
 前回と違い、昼間集まることは難しい状況なので編集などもスマホでのやりとりとなりました。しかし、意見の交換や提案は六年前と変わりま
せんでした。「顔を突き合わせないと… 集まらないと…」と心配でしたが、作業はしっかり進むので「大丈夫! よい広報ができる」と確信しま
した。
 私自身多くの迷惑をかけたのですが、その都度みんながフォローしてくれたので、できることは全力でやろうと前向きで活動ができました。
こうして作り上げた広報紙が「今年の広報 いいね。頑張ってるね」などと褒められると、報われたと喜びました。全委員が「良い広報を作りた
い。読まれる広報にしたい」と活動している時「新聞づくりは仲間づくり」の喜びと充実感、そして楽しさを味わえました。再会できた仲間、新た
に出会えた仲間に心から感謝しています。  貴子         


 今年の広報委員会も最高     
 今回私は三度目の広報委員でした。以前と違っていたのは、二度は小学校の広報で今回は中学校の広報だということと、仕事を始めたとい
うことです。仕事をしながら広報が務まるかな メンバーに迷惑をかけないかなと不安でしたが、また前のメンバーと広報を作りたいという思い
が勝り引き受けました。
 中学は中々行くことが無いので、普段の中学生を間近に見られて新鮮でした。初めは生徒たちに、不思議そうな顔をされたりしましたが何度
も足を運ぶうちに、撮ってーとか声をかけてくれるようになり、交流を深めることができて嬉しかったです。やはり広報委員は やりがいがあります。
私は「今年の広報は最高の委員会でした」と三度も言えました。それは「新聞作りは仲間作り」を実体験できたからです。   さやか

             
仕事と広報の両立には不安もありましたが
 小学校に続き、中学で二回目の広報委員となりました。今回の広報は私自身が仕事をしている中での広報紙づくり。経験はあったとはいえ、
家事・仕事と広報紙づくりの両立には不安も多かったです。しかしそんな中、無事に年間四号発行できたのは、委員が一丸となって作りあげて
いったからだと思います。委員長、副委員長さんが下準備をしっかりしてくださったことも、広報づくりの不安をなくす大きな力となっていました。
今回も産みの苦しみは沢山ありましたが、充実した一年でした。  小百合


 撮った写真が紙面に載った                                
 文を書くのは苦手、カメラの操作もままならない私が広報委員でよいのだろうか?と悩み、緊張しながら始まった広報づくり。職場の理解もあ
り、出来る限り出掛けたことで生徒や先生ともたくさん話が出来て少しずつ楽しめるようになりました。撮った写真が紙面に採用された時はとて
もうれしかったのを今でも覚えています。広報紙を作るという同じ目標を持ち最後までやり遂げるという仲間に出会えたことにとても感謝してい
ます。
 広報委員が初めての私にやさしく教えてくれた先輩委員の皆さん、取材などいろいろ協力してくださった方々、1年間本当にありがとうござい
ました。武先生にお会い出来たことも良い思い出になります。   美絵 


 やっぱり広報委員って楽しい             
 4度目のPTA広報委員。中学では初めての委員会活動。小学生とは違い思春期真っ只中の中学生。取材では、どういう返答がかえってくる
んだろうと、すこし不安はありましたが、しっかり答を返してくれる子供たちが多く感心しました。子供が成長するにつれ親の関わりがなくなって
きますが、広報委員をすると多く子供にかかわることができ、ママ友も増え楽しい一年間を過ごすことができました。やっぱり広報作りって楽し
いです。   美保


 楽しいメンバーと共に広報委員を一年間務める事が出来とても良い経験でした。武先生には一年間いろいろとご教示頂きありがとうございま
した。   ゆみこ
       

 年度最終号の編集後記から
 六年ぶり、再び広報に携わることになった。久しぶりの広報紙作り。、時間に追われたが、読んでもらえる喜び、達成感を味わうことができた。




2019年11月30日更新

                 かべ新聞展  東公民館祭り  10月26日

   

           

         

        
       


2019年10月20日更新


 夏休みの自由研究  かべ新聞「3/11新聞」 南三陸町、気仙沼市の取材を終えて 
                                                 西小学校五年  前原 希柚

 私は7月28日から30日まで東日本大震災のかべ新聞を作るために、宮城県南三陸町と気仙沼市に取材に行きました。
 一日目は南三陸さんさん商店街に行き取材をしました。宿は「ホテル観洋」で夕食のあと、ホテルの人から大震災のときのことをうかがいました。
 二日目は三陸新報社で新聞づくりを見学した後、新聞社の人に気仙沼市内の被害と復興のようすを案内してもらいました。夕食のとき、サザエ
やカニが食べ切れなかったので、近くの席の人に食べてもらえるかと話しかけたら、その人は「かね久海産」の社長さんと奥さんでした。それで震
災の後、店をはじめるまでの話を聞かせてもらいました。その日はホテルで「縁日」が開かれていたので「しゃ的」とクジをやったら一等賞が当たり
うれしかったです。 三日目は「ホテル観洋」の「語り部バス」に乗り、津波のことを聞き、「かさ上げ」の場所など見て回りました。
 東日本大震災をけいけんした人たちのお話を聞いて、わたしがそんなじょうたいに置かれたら、ちゃんと生活できるだろうかと思いました。みなさ
んはすごいと思いました。今でも避難生活をしている人もたくさんいるそうです。あの大震災のことを 私みたいに忘れてしまっている人もいます。
私はこの取材で知った大津波のことなどをみんなに伝えたいと思いました。人に伝えることが必要だと思いました。
 今年のかべ新聞づくりはほんとうに大変でした。なぜなら、新聞を読んでくれる人に、インタビューにこたえてくれた人の気持ちを正しく伝えなけれ
ばいけないからです。そのことを考え、何回も記事を書き直しました。
 9月28・29日の「秦野煙草まつり」の学習展に私の「3/11新聞」は展示されました。市内の大勢の人に読んでもらえ、考えてもらえ、うれしかった
です。がんばってよかったです。これで取材に協力してくださった方に少しはお返しができたかな、と思っています。ほんとうにありがとうございまし
た。またみなさんに会いに行きます。


 娘の今年の壁新聞は「東日本大震災」号
 今年の夏は娘と宮城県の南三陸町と気仙沼市で「東日本大震災」について取材をさせていただきました。娘は1年生の夏休みから壁新聞を作っ
ていて、昨年から、東日本大震災について調べにいこうと決めていました。ただ今回は本当に娘にとっても私にとっても大変なものとなりました。イ
ンタビューに協力してくださった人の気持ちをいかに伝えるか…。PTA広報と同じで取材は楽しいのですが、作るとなると本当に大変です。どうすれ
ば、多くの人に読んでもらえる新聞になるかを考え、何回も作り直したので、娘は、時には「できない」と涙を流したことも。「できないなら、作らなくて
もいいよ」と私に言われ意地で完成させたのです。
 嬉しいことに、「秦野たばこ祭」の学習作品展に学校代表で出展が決まり、校内だけでなく、多くの方々に読んで・見ていただくことになりました。娘
がこの夏の南三陸、気仙沼での取材で感じたことを、新聞を読んでくださった皆さんが少しでも受け止めていただけたらと願っています。

 「PTA広報と歩んだ50年」読ませていただきました。私もそうですが、多くの方が先生の指導のもと、給料も発生しない、仕事でもないのに頑張っ
てちょっと無理して、皆さんが、PTA広報というものに向き合ってきたことが本当にわかるものでした。私も先生と出会えなかったら、PTA広報も娘の
壁新聞もなかったと思います。   前原 景子(希柚・母)




9月1日更新
7月23日 17名が壁新聞づくりに挑戦

  東公民館の事業「夏の思い出をかべ新聞に」の講座を開く。これは私の恒例の夏の活動。
 今日は17名の小学生と10名の保護者、それに昨年まで10年連続で参加してくれた赤柴さん親子がお手伝いに来てくれ、総勢29名で講座が持てた。
「恒例」と書いたが、東公民館でのかべ新聞作りの講座は2002年から始まっている。やはり「恒例」でいいだろう。
 2時間の講座の終わり30分は、どんな新聞を作るかを口頭で発表する時間。どの子もかなり緊張するのは、会場にいる人の顔は初めて見る人ば
かりだかららしい。マイクを使うのも更に緊張を高めるようだ。だが二日間の講座で他校の子と仲良くなったということも生まれる。良い体験だろう。
 発表された新聞のテーマは「葛葉川の魚」「東日本大震災の被災地南三陸町・気仙沼訪問」「丹沢の立ち枯れのブナの木」「新東名のトンネル見学
の報告」。他にも「カキ氷」「パン新聞」「永久凍土とマンモス」なども出てきた。第二日目の8月20日に新聞は完成する。その日が楽しみである。

 講座のテキスト
新聞っておもしろい 新聞の読み方と作り方                
1 新聞を知ろう
(1)新聞の種類
①一般紙(全国紙・ブロック紙・県紙・地域紙) 
②スポーツ紙 ③専門紙 ④タウン紙などその他の新聞
(2)朝刊の発行部数 2019年(単位は万)
・全国紙 読売新聞820 朝日570 毎日250 日経230 産経140
・ブロック紙 北海道96 東京45 中日238 西日本58 ・県紙 神奈川17
2 新聞を読もう
(1)欄外を読もう 
①値段はここに書いてある ②発行号数を360で割ると (最古は毎日新聞・その前身の東京日日新聞で1872 
年創刊) ③記事の鮮度(新しさ)あらわす数字やマーク・13版とは ◎や●の意味は
3 新聞の記事の読みくらべ
・新聞は三度読まれる 見出し リード 記事
 同じニュースを他の新聞と読み比べで見よう
きょう作る新聞は「世界でたった一枚の新聞」

 
一日目の講座の参加者の声
・新聞のことについてよかったです。(小二)  ・新聞作りがんばる。(小二)
・ことしもかべしんぶんにさんかできてうれしいです。(小三) ・しんぶんのしゅるいや
13ばんが午前〇じとかいろいろわかってよかった。(小四)・ みんなの前で発表したときはドキドキしました。(小四) ・今年で3回目の新聞作りです。がんばり
ます。(小四) ・これから新聞をつくるけどどれくらい時間がかかるのかきになりました。(小四)  ・きょうは楽しかったです。(小四)
・新聞は大人が読むものだと思っていたけど、新聞を好きになりました。新聞のことも分かりやすく教えてもらってよかった。。(小五)
・発行部数やいろいろなことが知れてとても楽しかったです。(小五) ・今年で2回目だったので新聞がかきやすそうに思いました。(小五)・新聞作りをがんば
ろうと思いました。(小五)
・とても分かりやすいはなしだった。(小六) ・新聞種類が分かりました。(小六) 
▽日ごろ見なれている新聞の新たな発見が沢山あった。(小五の母)
▽新聞の話はおもしろく、普段何気なく読んでいる新聞を改めて眺めてみようと思いました。見せてもらった過去の受講者の新聞は素晴らしかったです(小三の母)。
▽昨年も参加して新聞を作るのが楽しそうだったので、今年も参加するように言いました。(小三の母)


7月1日更新
PTA広報と私

 六年ぶりに“産みの苦しみ”を楽しみます 
 私が広報委員になったのは、ママ友が委員長になって「一緒に“産みの苦しみ”を味わわない?」と誘われたことがきっかけです。
その時の私の返事は「考えさせてほしい」で、二週間も返事を待たせてしまいました。それは、「広報委員なんて私には無理。忙しいだけ」というイメージがあったからです。
 そして六年後の今年・令和元年、また同じ方から声がかかりました。今度は迷いなく「わかった!」と私。最初に広報委員を受けた一年間がとても充実していたからでした。
広報誌の作成は、確かに「産みの苦しみ」はあります。でも、それは広報誌が発行されると感動・喜びに変わります。 そして、それ以上に得られる大きいのは“産みの苦し
み”を味わった広報委員という仲間ができることです。会員が何を知りたいか、また自分たちが何を伝えたいのかを探り、読みたくなる広報誌をその仲間と作る ―こんな豊
かな収穫は、この年齢になってはなかなか得られるものではありません。しかも、楽しんで!です。
 もし、あなたが子どもの学校生活が心配だったり、「担任の先生がよくわからない」なんて感じていたら、広報委員になることをオススメします。広報の仲間はあなたの悩み
を解決してくれます。現に私はそうでした。だって、広報委員は広報誌を自分たちの手で一から作り上げてしまうエネルギーとパワーがあるのですから…。 sayuri

  広報委員の仲間は宝物                   
 私は人前で話たり、知らない人がたくさんいる場所が苦手で、ママさんが未就園児を連れて集まるコミュニティ、授業参観さえも躊躇する場所でした。そんな私が、PTAの
役員をやらなきゃいけない年が来ました。それで、何の役員が出来るかを考え、パソコンなら少し自信があるので広報委員を選びました。苦手な取材と記事を書く事をNGに
してもらえるように、最初から委員長に頼み、パソコンとカメラONLYの条件で、広報動しました。すると、思いのほか私が活躍出来る場面が多くあり、とても充実した居心地
の良い場所となりました。そこで武先生にも出会えました。先生は私を更に生かすような作業?(名刺、看板、チラシ作成)を与えてくだ さいました。その作業がまた私の自
信にもなりました。 その時の広報委員の仲間は宝物です。そのきっかけをつくってくれた武先生にとても感謝しています。また近々、飲み会しましょう。(笑)  fumifumi

 六年前の仲間と今年は中学の広報を 
 六年前、小学校の広報委員になりました。私以外は皆広報の経験者でした。それだから「何も出来ない私だから、なんとなく参加しておこう」と思ったのでした。でも子供た
ちの学校生活を撮ったり、記事にしたりすることは、子供たちや学校に役立つことがわかり、広報活動にやりがいを感じるようになりました。そして、広報の仕事が終わる頃
には「もっと良い広報紙を作りたい」と思うようになっていました。
 今年、また広報委員をすることになりました。六年前に出会った仲間5人も一緒です。今度は中学校で広報を作ります。広報づくりを通じて、またいろいろな勉強をさせても
らえるのです。楽しみです。  takataka

 広報で信頼できる仲間に出会えました             
 広報委員は小学校で3回、今回の中学校でと、都合4回目の広報づくりです。仕事、家事の合間に活動をするのは大変なのですが、協力しあって広報紙を作り上げた達成
感は他では感じられないものです。
 初めて広報委員を引き受けた当時、小学一年生だった長女が今年中学三年生になりました。反抗期真っ只中で、今回の「先生紹介号」を校正していた私を見て「そこまでチ
ェックする必要ないよ。みんな、それほど見ないから」と言うのです。「仲間と一所懸命に作った広報誌。見ないわけがない」と私。それで発行された今号の教室での反応を聞
いたら「いつもよりみんなよく見てたよ」でした。広報の価値を娘も少しは分かってくれたのでは。
 私にとって広報委員会は、子育ての悩みなど何でも話すことができる、信頼できる仲間の会になったのです。広報委員の仲間は、これからも喜びや苦労を共有できる大切
な人たちです。 miho

2019年5月1日更新

 「東中新聞 全国で優秀賞」が掲載された『タウンニュース』受け取りました。有り難うございます。地元紙の一面トップ
を飾るビッグニュース。“東中新聞ここにあり”と地域に広く存在と意義を拡げる素晴らしい記事ですね。私も最終審査に
関わりましたが、まず発行回数の多さに一驚、また1122号の特別号にはとても感心しました。
 「ふるさと探検隊」は、私が(30数年前に)担任した子どもたちの学級新聞でも全く同様の企画を年間を通して連載した
ことがありましたので感慨深いものがありました。過去の東中新聞の受賞作に比して優るとも劣らない内容だったと思い
ました。
 委員長の片野さんが、4月発行の「入学おめでとう号」も制作中とのこと、すごいですね。受賞にあたっての文章も実に
立派です。彼女の人生にとって、大きな経験、宝物になることでしょう。   新聞教育支援センター  吉成 勝好


 東中新聞の記事が「タウンニュース」で大きく取り上げられていました。東中新聞の伝統がずっと守られていることに本
当に感心しました。子供たちが東中学校に通っていたとき,体育祭当日、広報委員の生徒さんたちが閉会式に配る速報
のため,グランウンドで取材をしていた姿を思い出します。
 「ふるさと秦野探検隊」はいい企画ですね! 自分たちが住んでいるところからテーマを選び、取材して記事にするとい
うことを中学生が行うというのはとても意味深い良いことだと思います。きっと故郷を愛する素敵な大人になってくれるでし
ょう。この活動を認め,表彰してくださった方々にも感謝です。                       上條 有紀


 『東中新聞』は秦野市が誇る、そして全国でも唯一1000号以上を発行している中学校の新聞である。3月2日の表彰式
で私たちの研究団体、全新研賞を獲得したこの新聞は、全新研の最後の砦のように思われる。そしてこの新聞を育てて
きた武勝美さんから、「全新研よ、新聞をつくれ」という叫び声を、私は現役の、全国の新聞人に聞いてほしいのである。    
 新聞教育、NIEは新聞をつくることから始まる′のである。その作業を放棄して新聞教育を論ずるのは私に言わせると
全く意味をなさない。子どもたちが新聞をつくることにこそ新聞教育の理論も成立する。新聞コンクールの方も学校新聞
の応募が増えないことには話にならないのである。東中新聞が秦野市において一つの存在となっていることに大いなる
敬意を払う。全国の新聞教育人よ、新聞教育、NIEは、新聞をつくることから始まる、と私も言いたい。
                                       元全国新聞教育研究協議会会長  横山健次郎
  


「広報 読んだよ」の声に励まされた一年                                          
 広報委員長を引き受けたものの、右も左も分らず不安でいっぱい。引き受けた事を後悔しながらのスタートでした。今
年度のメンバーは全員広報初心者。やるしかない!と副委員長と腹をくくりました。腕章をつけ、カメラ片手に取材。初
めは慣れなくて恥ずかしさもあったのですが、いつの間にかサマになっていたように思います。そして広報委員の仕事が
分かりかけてきた頃=引継ぎの時でした。
 子育て、家事、仕事の合間のわずかな時間に行なう広報紙づくり。負担に感じる事も多く、本当に広報って必要なの?
と自問自答しながらでしたが、出来上がった紙面を見た時はとても嬉しかったし、やりがいも感じました。何よりも「広報、
見たよー」「鼓笛の特集、良かった!」など、たくさんの声かけを頂けた事に励まされた一年でした。
 やっと広報の仕事が終わったーとホッとしていた時に「佳作」の知らせ。涙が一筋流れました。コンクールの事なんて考
える余裕すら無かったけれど、やはり選ばれると嬉しい。そしてこの一年が報われたような気がして、広報委員を引き受
けて良かったと思えたのでした。                                  石木田真貴子

広報委員会の願い・想いを企画に
 私に出来るだろうか?」と不安だらけで始まった広報。第一号は前年を参考にどうにか作った物でした。ただ、そんな中
でも一つだけ、第一号を早く発行することにかなりこだわりました。それは、「広報紙はPTA会費が全員に平等に還元され
る」「先生、PTA活動の紹介は保護者にとって貴重な情報」という武先生の言葉に、一号目はとにかく早く届けたい、という
気持ちが生まれたからです。それ以降も毎号「何かしらの広報委員会の願い・想いを持ち、取り組みました。
 正直に言えば、実際に広報づくりに取り組むまでは「写真付きで行事などをお伝えすればいい」と思っていました。しかし、
武先生からアドバイスを頂くようになってから、私たちは「伝えなければいけないことを伝える」という視点に切り替わったよ
うに思います。毎号、アドバイスをもとにメンバーと相談すると、皆から書きたいことが溢れ出てくるのでした。
 伝えたいこと・知らせたい情報がこんなにもたくさんある、ということでページ数が増え、予算オーバーという事態にはなり
ましたが、メンバーはその思いを込めた記事を書くことができたと感じています。
 年度当初の不安は「一人で何とかしよう」という強い思い込みのせいでした。しかし、メンバーの協力、先生方やたくさん
の方の助けによって年間5号の広報紙を作り上げることができたのです。広報作りに必要なのは「思いを伝えたい心」と
「そのために動く意志」、そして「協力し合える仲間」です。この三つは武先生が言われる「新聞づくりは仲間づくり」の具体
的な例だと思っています。                                            月東 有紗
  
 また同じメンバーで広報を作りたい
 縁あって、広報委員会の委員長になりました。広報紙に携わるとき、決めているのが「私たちの知りたいこと、PTA会員
の知りたいこと」をモットーに活動すること。その旨を委員さんに伝え、委員さんの知りたいと思ったことを取材しようと広報
紙の道筋を立てました。
 5月に入り、広報技術講習会が行われました。広報に携わったことのない委員さんにとって、とてもありがたい講習会。
広報のイロハを聞き、広報委員としての自覚が芽生える。私もその一人でした。 いよいよ活動開始。年間を通して生徒
の活動を追うことにしました。先生から「生徒総会 面白いですよ」「2年生の職場体験の取材大丈夫よ」などと声をかけて
いただき、急な取材のお願いにも快く許可をくださり、いろいろな生徒の活動を取材することができました。カメラ片手に、
夏休みの体育祭の応援の練習や、昼休みの合唱コンの練習など、出来る限りありとあらゆるところに取材でお邪魔しまし
た。そのおかげで、生徒のいろいろな面を垣間見ることができました。生徒たちに共感し、感動してしまう場面もたくさんあ
り、これが広報委員の醍醐味だと思いました。
 一年間、いつでも協力体制でいてくれた委員さんや先生方、出来上がった広報紙を楽しみにしてくれていた保護者や生
徒、こうしたさまざまな方々に支えられ、年4回の広報紙を発行することができました。「また、同じメンバーで広報紙を作
りたい」、そう思わせてくれた委員さん。ありがとう。                          小林 美紀
  



2019年3月10日更新

  『東中新聞』が「優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞」を受賞
 第68回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果が2月9日発表された。
 中学校学校新聞の部で秦野東中の『東中新聞』が「優秀賞」と主催者の「全国新聞教育研究協議会賞」を受賞。その
伝統と歴史の力を遺憾なく発揮したと言えよう。
 PTA新聞の部では秦野市の『稜線』北小PTA・『ふれあいの丘』渋沢中PTA・『みなみPTAかけはし』南中PTAの三紙が
「努力賞」を受けた。こちらも「PTA広報の秦野」の実力を見せてくれた。
 4紙の皆さん、おめでとうございます。私も嬉しいです。(第68回コンクールへの応募総数は11,293点)

 『東中新聞』で考え、そして行動する
 私たちの学校新聞『東中新聞』は毎月3号の通常号と行事の号外を発行しています。新聞の制作は1年生から3年生
の広報委員会の19名で行っています。
 『東中新聞』は1950年創刊の歴史ある新聞です。これまで新聞づくりに携わってきた多くの東中生が築き上げてきた
伝統を大切にしていきたいと思い、日々制作しています。
 特に力を入れているのが、年に一度の特別号です。夏休み前から企画会議を行い、学校のみんなに知らせたいことや
考えてほしいことなどを記事にしました。今年は、新しいトイレについての記事や学校給食開始の記事が好評でした。ま
た、地域にある源実朝の御首塚を取り上げた記事では鎌倉まで取材にも行きました。
 通常号では、学校行事への積極的な参加を呼びかけたり、生徒会本部や委員会の活動を知らせたりする記事を入れ
ています。また、頑張っている生徒を取り上げた「東中の光」は、東中の頑張っている生徒に光を当てる役割をしています。
今年度は、学校の外にも目を向け、地域の歴史にも興味を持ってもらいたいという思いで、月に一度学校周辺地域の逸
話などを取り上げた「ふるさと秦野探検隊」という企画も行いました。
 私たちが、新聞づくりで大切にしていることは、様々な人の意見を学校全体で共有する事や、考えなければならない事
について提案する事です。学校新聞をきっかけにみんなが今ある問題について考えたり、気づいたりして行動することも
あると思います。
 これからも、東中学校がより良く、みんなの学校生活がより充実したものになるように新聞づくりを続けていきたいと思
います。そして、『東中新聞』の伝統のバトンを未来の東中生に繋いでいきたいと考えています。     
                                                      広報委員長  片野 碧

2019月1日更新
 
 全国最多の発行号数を誇る「東中新聞」の活動
 第31回「」実朝まつり」が2018年11月23日に「実朝公御首塚」の周辺で開かれた。その実朝公の御首について、秦野東中
学校の学校新聞「東中新聞」1122号(10月19日発行)が下のようなレポートを載せた。驚くべきことは、鎌倉まで取材に出か
けたことだ。そのことを『タウンニュース』紙が紹介した。
 「東中新聞」の発行号数1122は全国の中学校で発行されている学校新聞で最多。その歴史と伝統がこのような活動、そし
て記事になっているのだ。

 


平成30度秦野市中学校学級新聞コンクールの結果   平成30年11月13日

◇最優秀賞 秦野市立東中学校3年1組
◇優秀賞  大根中2-2 北中3ー3 本町中3ー3
 鶴巻中3ー2     
◇優良賞  東中3ー3 東中3ー2 大根中3ー1 西中3ー5 南中2ー4 南中2ー2 北中2ー3  
       大根中2ー3 北中2ー3 鶴巻中2ー3 南中3ー1 南が丘中1-1 渋沢中2-1
◇奨励賞  南中支援級  西中わかば級 渋沢中なでしこ級 大根中あすなろ級 

  ※市内全学級数117  ・コンクール参加学級数115

2018年10月10日更新

「親子壁新聞づくり」で充実した夏休み
                                                       Yama.mami
 「さあ、もうすぐ夏休み! 今年の自由研究はどうするの?」と子供たちと話し始めた頃、秦野市立東公民館で「夏休
み親子壁新聞作り講座」があると知り、小学4年生の息子、1年生の娘と参加しました。講師は市P連だよりでお世話
になっている武勝美先生。
 息子は「安藤百福」、娘は「世界の国のごはん」と、テーマを事前に決め当日講座へ。武先生より、息子には「百福の
どこが好き? そこを掘り下げては」。娘には「もう少し違う切り口がよいかもしれない、取材も楽しいよ」とそれぞれアド
バイスをいただき、帰宅し親子でじっくり作戦会議。それぞれの思いを尊重しつつ軌道修正。息小は『発明家・安藤百福
新聞』、娘は『夏休み 日本で世界旅行新聞』に決定。息子が苦戦したのは文字数。書きたいことを、枠内にどう削って
収めるのか必死。娘とは近場で疑似世界旅行。外国が感じられるお店やら動物園へ。事前に質問事項を親子で考え、
カメラを持って「取材」。一年生の娘には全てが大きなチャレンジでした。
 二回目の講座は先生からの最終アドバイス。我が子二人へは「見出しを目立つように、文字を太くして、派手にしたら」
とのこと。持ち帰り、それぞれ修正すると、見違えるほど見栄えが良くなりました。
 二学期始業式の朝、二人は新聞が折れないようと大事に抱えて学校へ。翌週、児童全員の夏休みの作品が校内に展
示されたので、娘と放課後に見学していると、たまたま通りかかった校長先生が「一年生でとても楽しい新聞が出来まし
たね! 本当に世界旅行したのかと思ったよ」と声をかけてくださる。そこで「武先生のピンポイントアドバイス」について
お話していると、実は我が南が丘小学校の校長先生は武先生の教え子だった、ということがわかり娘はビックリ。帰り道
の娘は、その話ばかりでした。
 我が家の子供達は「みなみがおか幼稚園」出身。園の年長児の夏休みの宿題が実は壁新聞だった。親子の思い出た
っぷり、拙い文字もかわいくて、2枚とも額に入れリビングに飾ってあります。子供が小学生になるとどうも自立を促しが
ち。しっかり時間を取って子供の相談に乗った事、取材に行ってドキドキしている娘の背中を押せた事など、今回親も大
変良い経験、良い思い出が出来ました。また、この壁新聞づくりで我が子の性格がしっかりわかりました。「熟慮の兄、即
決の妹」。
 親子壁新聞づくりのおかげで、我が家は大変充実した夏休みになったのてした。

                   
                      「親子壁新聞講座」 今夏も全員見事に完成




2018年8月10日更新

 第61回全国新聞教育研究大会箱根大会(2018年7月30・31日)で報告された「秦野の新聞教育」

『秦野の新聞教育・新聞づくり』               全国新聞教育研究協議会理事   谷津 裕
 第67回全国小・中学校・PTA新聞コンクール中学校学級新聞の部で、東中学校2年2組の『森のくまさん』が最優秀
賞に選ばれました。東中学校と言えば、学校新聞「東中新聞」が創刊から千号を超える発行号数日本一の中学校で
す。2名の広報委員がクラスで学校新聞づくりのノウハウを生かし12月までに25号を発行したことが評価されました。
 秦野市には9つの中学校があり、すべての学校で学級新聞と学校新聞が発行されています。こうした活動を支えて
いるのは、5月末までに新聞づくりの講習会がすべての学校で行われていることです。新聞担当の教師や在職当時に
新聞づくりに携わったOBが講師を務めます。この講習会のテキストは新聞研究部会が発行する「みんなの広場・学級
新聞を作ろう」です。また、毎年11月に市内全中学校の全クラスが参加する市内学級新聞コンクール(今年度で51回)
が行われています。このような取り組みが今回の成績に繋がったのだと思います。
 今の夏も東公民館では「夏休み家庭新聞づくり講座」(全2回)が開催されます。小・中学生の親子が集まり、夏休み
の体験や思い出を壁新聞にまとめます。講座は全新研参与の武勝美さん。もう20年も続く人気の講座です。
毎年9月には、秦野市内全小・中学校のPTA広報委員が集まり、今年度発行した広報紙を持ち寄って広報クリニック
を行っています。22校の広報紙を講師の武勝美さんが一紙ずつ丁寧にアドバイスする紙面クリニック」はそれぞれの
広報紙の「優れている点」、「次号発行にむけての課題」が提示されます。このクリニックが秦野市のPTA広報紙づくり
を活性化させているのです。
 このように秦野では、学校新聞・学級新聞、PTA広報紙、家族新聞といろいろな新聞づくりを学ぶ機会があります。
“新聞づくりは仲間づくり”の実践としてこれからもいろいろな活動を続けていきたいと思っています。 
 最後になりましたが、武勝美さんが1985年に創刊された教育個人紙『エコー』がこの七月で350号に到達しましたこ
とも報告いたします。(秦野市立大根中学校)


2018年7月10日更新
  
 今年の親子新聞づくり講座

      夏休みだ 家族新聞をつくろう

        

  

2018年6月10日更新


2018年6月5日  わたし 秦野生まれで末広小、本町中の卒業生です
 足柄下郡PTA連絡協議会の「PTA広報紙づくり講座」を湯河原町で。参加は8校で31名。四人のお父さんが広報委
員長として出てきてくれた。今回もお父さん広報委員が講座に出席されたが、これは下郡P連の特長と喜ぶ。
 質疑の時間の中で、特に私から「P広報委員会と教職員との関わり(協力や指導)について尋ねた。総じて言えば、
先生方は協力的で、児童、生徒の写真の掲載などについても特別な指示など無いようだ。「あまり取材の範囲を広
げないほうが良いのでは」と言われた委員会もあった、「頑張りすぎると負担になるから」と気遣う言葉と広報委員会
は受け止めていた。発行された広報紙を先生方が褒めることをしてほしいのだが、その点についてはまだ不十分の
ようだ。
 質疑の終わりに今回が五回目の参加というA小のEさんが、昨年の活動の中で私に相談したことを披瀝し「困った
ことがあったら武先生に相談しよう。厳しそうに見えるけどやさしくていねいにアドバイスして下さるから」と私への相
談を促してくれた。私としてもこの講座の一環として相談を受けると発言した。
 講座が終わって、秦野生まれで末広小、本町中の卒業生というお母さんが話に来た。講座の中で末広小と本町中
の広報紙を充実したものとして紹介した。その二校が「私の母校」と仲間に言ったとのこと。過日の座間市での講座
でもこれと同じようなことに出合えた。母校や故郷は誰の心の中にもたしかに存在していると思った。
 会場の目の前は吉浜の海岸。サーファーの数が多いのは晴天で高温。六月の海原はサーフィンに良い波を作っ
ていた。


2018年5月23日 出合った四つのこと
 座間市のPTA広報講座。参加者は50名ほど。二時間半の講座が終えると三つの相談があった。
一つは「広報活動費が前年より少なくなった。広報は大事なものという今日の話と逆行しているのがウチのPTA」と
の訴えを聴く。次は表紙のレイアウトについて4パターンを示し、どれがいいのか選んでほしい、アドバイスも、という
相談。三つ目は講座で例示した広報紙をスマホで撮らせてほしいというお願い。
 そして四つ目はこのグループの一人が秦野西小・西中の卒業生と名乗ったこと。両校の広報紙を優れた広報紙と
して紹介され「嬉しかった」と言った。往時の学級担任を尋ねたら「中学は小山田・浅見・中新井先生」とよどみなくな
く挙げ、小学校の担任の大津先生はフルネームで答えた。「教師冥利に尽きる四先生!」と思った。このお母さんは
こんなことも言った。「講座の中でキャッチコピーの例としてJR東日本の『行くぜ、東北』『メールじゃ会えない レール
で会おう』を紹介されたが、主人はJR東日本の企画部にいます。今夜主人に今日の講座のことを話します。喜ぶと
思います。ありがとうごさいました」。今日の私の話はある程度聴いてもらえたと思った。
 

2018年5月11日  秦野市P連の広報紙づくり講座 「子育て ご一緒に」
    




2018年4月1日更新
 平成29年度秦野市PTA広報紙コンクールの結果   平成30年3月28日

◇優秀賞  「稜線」        北小学校
       「南が丘」     南が丘中学校

◇優良賞  「西のいぶき」  西小学校
       「さくら木」      南小学校
       「ほんちょうの森」  本町小学校
       「丹沢の風」      本町中学校

◇佳作   「しぶしょう」    渋沢小学校
        「西中PTA陽光」 西中学校
        「かけはし」    南中学校
        「ふれあいの丘」 渋沢中学校


 やってよかった広報委員 

 北小の広報委員は8名、全学年の保護者で構成されています。情報交換をしていく中で、保護者同士のつながりを感
じることができましたし、勉強になることも多かったです。
 学校に行く機会が増えたので、校内での様子を深く知ることができました。そして、より子どもたちの問題に関心を持
つようになりました。また、学校行事など取材する中で、子どもたちは地域の方たちとの交流を通して支えられているこ
とも知ることができました。
 広報を作成するにあたり、どんな記事を掲載したら読んでもらえるのか? PTA広報委員としての役割とは何か? と
悩んだときにはその度相談し、解決していくことで信頼尊敬、絆が生まれました。広報紙は一人で作り上げることはでき
ません。みんなの力が必要です。みんなで協力し、発行へ向かって進めていく過程はとても楽しかったです。
 あるときは学校便りと構成やレイアウトが類似してしまい、そのまま発行することもできましたが、オリジナルなものをと
いう気持ちが強くなり急遽内容を変更したこともありました。
 大変だった分、発行したときの達成感や安堵感は何よりも代えがたいものでした。その気持ちを委員さんと共有でき
たことが嬉しかったです。一年間を振り返ると感謝の気持ちしかありません。とても充実した日々を過ごすことができま
した。  Kana                                               

 私には“マイナスイメージ”しかなかった広報委員! 小学校最後のPTA活動で、まさかの、その広報委員を引き当ててし
まいしかも委員長! こんな気持ちで活動を始めたのでした。そして始めてみると右も左も分からない。でも前任の委員長
さんのアドバイスで作業を進めることができました。ありがたかったです。
五月の広報づくり講座、そして九月の広報クリニックに参加したことで委員さんの広報への意識がたかまり、全員が素晴
らしい編集者となりました。そして仲間意識も強くなりました。そんな環境での広報活動を一年間出来てよかったです。
今は、小学校最後のPTA活動が広報委員会であったこと、そして武先生の指導を受けたことに心から感謝です。『わか
たけ』最終号の添削を次年度の委員さんのためにお願いいたします。  Fumi

九月の広報紙クリニックに参加しとても勉強になりました。大田小以外の広報市の評価はとても参考になりました。武先
生が話された「広報で子供の幸せを考えよう」を、地域の人たちにも伝える努力をしました。発行号数を重ねるごとに、あ
れも載せたい、これも取材したい、この子供たちの表情を伝えたい、と編集会議は活気が出てきました。最終号を発行し
た今、少し寂しい気持ちです。親子の繋がり、地域との繋がり、先生方との繋がりを目指す広報紙づくりの環境が育つこ
とを願っています。
 先生からいただいたアドバイスは次年度に引き継ぎます。祖の一つ「全文にルビを振ること」については、メリット、デメ
リットを次年度の委員長さんにお伝えし、新委員に判断をしていただくことにしています。全文にルビを振ることで低学年
の児童も記事を読んでくれたらいいと思っています。これからもご指導をよろしくお願いいたします。   Saki

 「はだの市P連だより」 113号  「広報は耕報」
 編集のお手伝いをしている秦野市PTA連絡協議会の「はだの市P連だより」は、年間3回の発行。この三月に発行され
る年度最後号・113号で「教育委員会にききました」というう特集が組まれている。保護者の今の関心事、気になることを
委員会に解説・説明してもらう内容。その多くの保護者が挙げた関心事・気になることは四つは
 ① 小学校での英語教育
 ② タブレットを使う授業
 ③ 不登校について 
 ④ 給食のこと
 会員のニーズに応えた時宜を得た企画だと思う。「広報は耕報」 回答を読み、話し合い、理解が深まればいいと思う。


2017年12月15日更新
 「第67県中学校・高等学校新聞コンクール」 (神奈川新聞社など主催)  2017年11月

 秦野・東中学校 5年連続の最優秀賞   
   
 ◇中学校新聞の部
 最優秀賞 秦野市立東中学校
 優秀賞   川崎市立菅生中学校
 優良賞   川崎市立枡形中学校
 佳 作    横浜市立保土ヶ谷中学校 川崎市立白鳥中学校
 努力賞   川崎市立宮内中学校 川崎市立今井中学校 川崎市立稲田中学校

◇高等学校の部
 最優秀賞 向上高等学校
 優秀賞  県立大船高等学校
 優良賞  県立厚木高等学校 慶応義塾湘南藤沢高等学校
 佳 作   横浜隻葉高等学校 県立海老名高等学校
 努力賞   県立横須賀高等学校 青山学院横浜英和高等学校 県立生田東高等学校
 奨励賞  県立大楠高等学校 県立柏陽高等学校 横浜隼人高等学校 県立厚木東高等学校 

 秦野のPTA広報紙もがんばってます
  194号が発行できましたのでお送り致します。この号はバザーと運動会の報告が中心なのですが、参加してくれる保護者のマナ
ーなどについて少し苦言を呈することにしました。それは広報の大切な役割だと思ったからです。発行後何人かの方から「気にな
ったことを書いてくれてよかった」などの声をいただき、胸をなでおろしたところです。先生から指導をいただいた「余白を大事に」を
意識しました。見やすい紙面が出来たと思っています。とは言え、実際に紙面を見るとキャプションの誤植など見逃しているなど反
省点も多くあります。今号にも厳しいご批評(怖いけど?)をお願い致します。  NAOMI

 9月に行われた広報クリニックに参加させていただきました。先生が一紙一紙ていねいにアドバイスをされたことに感銘を受けま
した。今回の広報紙はわたしたちにとって三回目の発行号になります。
 何かと敬遠され勝ちなPTA之役員(特に広報委員)k活動について、小さい子どもがいても楽しく参加している人がいることを知っ
てもらおうと、一面にその特集を持ってきました。運動会の報告は写真だけの記録で終わらないように、児童の声をたくさん取り入
れました。クリニックでいただいたアドバイス・見出しの色文字 ・写真の載せ方 ・キャプション ・特に「声」をたくさん集め、記事を
書くことを心がけて作りました。みんなで話し合い、アイディアを出し合ったので楽しく広報づくりが出来ました。先生に楽しく読んで
いただけたら嬉しいです。  MASANO


2017年11月5日更新
 朝日新聞「こえ」の欄より
 新聞購読を休んで気づいたこと
                                           会社員  園山 昌子(福岡県 48)

 「スマホ使用時間 長くても当然」(7月24日)を読んで投稿しました。
 どんなに仕事や家事育児に疲れていても、夜寝る前にl時間以上かけて新聞を読むのが私の日課です。しかし先日、英語の試
験の勉強のため、1カ月間新聞購読を休止しました。
 その間は、日本や世界の政治、経済、文化、ファッションにいたるまで、スマホに頼るしかありませんでした。感じた秒は、まるで
情報と小う海の孤島にいるようだったということです。興味ある情報は勝手にスマホにずらりとアップされますが、果たして確かな
情報なのか信頼性に欠け判断に困ったからです。
 私はスマホで映画やドラマを見たり、電車の発着時刻なども調べたりするので使用時闇は長いです。高校生の娘から「スマホし
すぎ」と言われるほどです。新聞をお休みするまでは、スマホが情報と知識の無限の扉だと思っていました。でも、新聞を再び読
み始めて、気づきました。自分の好きな分野、嫌いな分野、興味のあるなしにかかわらず、新聞の全てに目を通すことで、新しい
好奇心に出会えるのだと。


2017年10月5日更新
9月27日
三日間の「広報クリニック」終わる
 秦野市P連の情報委員会は毎年9月に「広報紙クリニック」を行っている。今年のクリニックは23紙を6日、21日、27日。時間は9時30
分~12時30分。始めの1時間は「広報委員の交流会」。広報づくりの悩みや不安を共有し、アドバイスし合う会だが、予想以上に発言を
求める手が挙がった。交流会の後は、この日までに発行された広報紙を一紙ずつ「紙面クリニック」。それぞれの広報紙を「優れている
点」 「次号発行にむけての課題」を私が提示する。割り当て時間は一紙15分ほどなので、全ページについて触れることが出来る。クリ
ニックの最後は質問の時間。ここでも次々に手が挙がる。

クリニックで印象に残った発言
 仕事を持っている委員が多いので、集まれる人だけで企画や編集をする。集まれない人はラインでもその会に参加。取材や記事の分
担もラインやメールでお願いしている。記事や写真はメールでわたしのところに集まる。その私が私一人の判断で記事や写真の取捨選
択して紙面を作ってしまう。この方法は私たちの委員会では良いと思ってやっている。だが考えてみると、私は自分のしていることが不安
で、“怖ろしい”と思う。出来あがった広報紙は広報委員の思いであり、会員に待たれる広報紙なのだろうか。「集まって、顔見て、話す」
ことが広報紙作りには欠かせないと思う。

まとめの言葉
 「できる人が できるときに できることを」がいまどきのPTA活動のコンセンサスのようです。でも広報委員会にはこの言葉は当ては
められません。「できる人が できるときに できることを」で作られた広報紙では、会員の求める情報を提供するのは難しいと思います。
 「PTAとは」 「PTA広報紙の役割とは」という問いに対する私の回答は、「子育てご一緒に」です。広報委員は本当に大変です。まして
仕事を持ちながら、は苦しいことでしょう。でも考えてみれば、子育てにお休みはありません。一年間だけです。知力、気力、体力で難関
を乗り越えてください。「子育て(広報紙づくり)」に完全燃焼されることを願っています。「広報でがんばった一年間」は忘れられない思い
出の一つになるはずです。

2017年9月7日更新
  秦野の新聞教育の評価   
                        全国新聞教育研究協議会
創立60周年記念誌 『全新研60年の潮流』より

 2 017年に創立60周年を迎えた全国新聞教育研究協議会が「60周年記念誌」を八月に発行した。記念誌の中で、「全国新聞教育研究大会
の検証」の項があり、2006年に開かれた秦野大会のことが「PTAのお母さんたちのパワーと協力で大会は盛り上がった」 と特筆されている。
そのひとつがの大会速報の発行だった。

49回全国新聞教育研究大会・秦野大会のレガシー

大会速報部同窓会が10周年記念紙を発行

「言葉の力を育む新聞教育」を大会主題に2006年8月3・4日、第49回大会は秦野市文化会館で開催された。「参加者は550名」
と大会速報「湧水」第2号は伝えた。南は福岡、徳島、北は北海道、秋田など文字通りの全国大会となった。この秦野大会でとりわ
け注目されたのが大会速報「湧水」。A3判2ページ・三色刷りを二日間で4回発行。速報作りの主軸は17名のPTAのお母さん。過去
59回の「大会速報」の中でも「出色の作」だった。

 このときの速報部は07年から「速報部同窓会」を開き旧交を温めている。今年は11月26日、会が10回目ということで、会場は第1
回を開いた「COME ON」。秦野大会の実行委員長地崎利和さん、前全新研事務局長田村俊雄さん、そして速報編集長の石田崇男さん
を含め12名で会が持てた。ちなみに、田村さん、石田さんと筆者との出会いは、二人が新採用教員として着任してきた秦野西中学
校なのである。

 幹事が「今回が10回なので記念の新聞を作りました」とA3判2ページ・オールカラー版を会場で配った。「武先生に見せるといろ
いろ注文が出るので」と笑う。「久しぶりの新聞づくりで燃えた。楽しかった」とも。この回の幹事4人が企画・編集に携わったと
のこと。
 依頼原稿やインタビューに答えるなど協力した部員数は17。
昨年、マスコミなどで「東京オリンピックのレガシー」の本質につ
いて論議されていたが、この日に発行された『湧水』は秦野大会のレガシーの一つと言えよう。

 一面のトップ記事は「あれから10年 秦野大会が与えたもの」として「書く
ことに役立っいます」「言葉の大切さを感じています」「よい仲間に出会えた」
などを《得たもの》として挙げている。また「秦野の新聞・最新情報」も特集し
ている。この調査結果はまさに秦野大会のレガシーを表している。(横の表)
 
速報部員の多くは、大会後単Pの広報づくりにまい進した。その活動ぶりを
「全国小・中学校・PTA新聞コンクール」の結果で検証(2006年以降のPTA新聞の
部の入賞)してみる。

◇最優秀賞 本町中2 西中2
◇毎日新聞社賞 西小3
渋沢小1 堀川小1 渋沢中1 西中1 
◇優秀賞
本町小3 西小2 西中1 東中1  「佳作」入賞は13校で延べ24回
















大会速報部が発行した10周年記念紙





2017年8月7日更新

 親子壁新聞づくりに64人
 この夏の「親子壁新聞づくり」講座はは7月22日・茅ヶ崎市立南湖公民館、27日は松田町文化センター、そして31日は秦野市立東公民館で。
三会場に64人が来てくれた。両親と一緒、おばあちゃんの付き添いで、叔母さんに連れられて、という参加もあった。中学生が来てくれなかた
のはちょっと残念。
 この講座は二回シリーズ。第一日はまず「新聞っておもしろい(新聞の読み方)」から入った。その内容は、 
1 新聞を知ろう (1)新聞の種類 (2)新聞の題字の紹介
2 新聞を読もう (1)欄外を読もう ①値段②記事の鮮度(記事の締め切り時間)をあらわす数字
 そして「新聞の作り方」の指導。
1 過去に作られた壁新聞を見る。(レイアウトの仕方、写真の使い方、見出しとは)
 講座の最後に作りたい壁新聞のテーマを各人が発表した。
発表されたテーマは、①旅行系 家族旅行、帰省。②観察系 昆虫など。③科学・趣味系 丹沢の地層、未確認生物、ロボット、未来の鉄道な
ど。④歴史・文学系 日本の妖怪(日本の民話)、日本の昔の建物など。⑤生活系 夏休の出来事。 
 三会場で作られる新聞は48紙。8月の後半にそれぞれが新聞を完成し発表会を開く。

2017年7月7日更新

                         今年も開きます「夏休み親子壁新聞づくり講座



定員制です。お申込みお急ぎください。





2017年6月7日更新

                             
                             新聞講習会から生まれた新聞  秦野市立東中学校

                                『武さん新聞』 発行・入野結衣                   



 秦野のPTA広報紙はモデル

 秦野のPTA広報5紙、読ませていただきました。いくつか、研修の中で「モデル」として紹介させていただこうと思います。
 「ぎんなん」は、全国コンクールの表彰式で広報委員のお母さん方にお会いし、この号を頂戴しました。「思い出 五・七・五」は良い企画ですね。
他の市の広報ですが、卒業にあたっての親の思いを詠んだ俳句(川柳)保護者から募集し、特集にしたものがありました。面白い企画なので毎
年紹介していますが、先生に詠んでもらうのも一つの手だと思いました。
 「西のいぶき」の特集は、いいですね。親から寄せられた我が子への思い、PTA広報としてあるべき姿を示す例として、ぜひ紹介しようと思いま
す。先生たちの「一文字に思いを込めて」も面白いアイデアですね。世のほとんどの広報紙が、卒業特集というと、卒業生自身の言葉(将来の夢
や思い出)あるいは先生方から子どもたちに贈る言葉の紹介で終わっています。学校が作る『卒業文集(アルバム)』と同工異曲だと思います。P
TA広報紙らしい、保護者の立場、保護者の思い、保護者の言葉を拾い起こした企画や卒業生以外の学年の子や親も楽しめたり感動したりとい
う企画がなかなか見つかりません。その点、秦野の広報には学ぶところが多く、今回も先生に紹介をお願いした次第です。何年か前の「西のいぶ
き」の卒業特集「感動、尊敬、そしてあこがれ」が素晴らしかったので、今だに使わせていただいております。
 「しぶしょう」は、見開きの「やるからには楽しもう」とのPTA&ボランティア推奨の特集が、いいなと思いました。「さくら木」の見開き「PTA各委員
会 今年度はこんな活動をしました」も、記録として大切なこと、こんなふうに1年間の活動を一覧表にした広報は初めて見ました。
 「ほりかわ」は、第一面の「委員さんってどんな活動をしているの?」に感心しました。この3紙は、むしろ卒業にあまりスペースを割かずPTA活
動の報告に重点を置いて編集しているところに好感を覚えました。
 いずれも、私にとって勉強になる広報紙です。本当に有り難うございました。お身体くれぐれもご自愛の上、お過ごしくださいますよう! またお目
にかかれる日が来るのを楽しみにしております。 2017.4.13  吉成  勝好





2017年4月7日更新


 平成28年度 秦野市のPTA広報活動(発行)のまとめ
              22単位PTAの広報紙発行を数字で見る

 小学校 13校
 ①年間発行回数 ・平均3.5回 ・最多発行回数 5回3校
 ②1号のページ数 ・平均 5.2ページ ・最もページの多い号は12ページ 2校
 ③最多発行広報紙とそのページ数 ・6回で28ページ (5回で28ページ1校 4回で32ページ1校)
 ④広報委員会費(決算費) ・最高 393,061円 ・最低 21,930円
 ⑤1号発行にかかる経費(平均) ・55,830円,

 中学校 9校
 ①年間発行回数 ・平均3,7回  ・最高発行回数 6回 1校
 ②1号のページ数 ・平均 5.4ページ ・最もページの多い号は8ページ 5校
 ③最多発行広報紙とそのページ数 ・6回で22ページ  (4回で28ページ1校 4回で26ページ3校)
 ④広報委員会費(決算費) ・最高 278,000円 ・最低 135,760円
 ⑤1号発行にかかる経費(平均値) ・50,745円,


広報委員を終えて
 仲間に恵まれ楽しく活動できました。学校へ行くことで子どもたちの色々な表情が見られ、知らなかった一面に気づけたり、学校での様子がよく分
かったので広報をやってよかったです。

 やりがいがあって楽しいけれど集まる回数が多くて大変です。一つ一つの行事にかかわった保護者の思いを載せて、皆様に学校の事を知っていた
だく広報の発行、地域の皆さんや先生方にご指導を頂きながら、子どもたちと一緒に私たちも成長できた思っています。

 自校印刷の為、わかりやすくを心がけて作成しました。1学期号は先生の紹介を行い子供達が学校生活で不安がないうにとの思いをこめて作りまし
た。2学期号は防災についてのアンケートを行い、防災について確認しました。3学期号はクラブ活動のアンケートや紹介を行い、次の学年の子供達が
クラブ活動について理解を深められるようにしました。

 学校に関わる出来事を可能な限り伝えたい、自分たちが楽しく活動しなければ、読んで楽しい広報はできないという思いで3回、力を合わせて発行し
ました。広報紙つくりを通して人と人の関わりあいの大切さを学んだ一年になりました。

 取材をしたり文章を考えたり、大変なこともたくさんありましたが、楽しく広報鼓を作り上げることができました♪




2017年3月7日更新

 主催 毎日新聞社・毎日小学生新聞・全国新聞教育研究協議会
 第66回(2016年度)全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結果(秦野市関係のみ)

東中学校は三部門入賞
◇学校新聞の部 
 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞  秦野市立東中学校
 努力賞  秦野市立南中学校
◇学級新聞の部
 佳 作  秦野市立東中学校1ー2
◇PTA新聞の部
 優秀賞・全国新聞教育研究協議会賞  秦野市立東中学校PTA
 佳 作  本町中学校PTA
 努力賞  南が丘小学校PTA 堀川小学校PTA 本町小学校PTA 南小学校PTA 西中学校PTA 北中学校PTA 南中学校PTA
 

2016年12月1日更新

  第66回神奈川県中学校・高等学校新聞コンクール
  中学校の部 秦野・東中の 「東中新聞」  4年連続で最優秀賞
 講評
 中学校・学校新聞の部の最優秀賞は4年連続で秦野市立東中学校の「東中新聞」が受賞した。「みんなで支え合う」を統一テーマに、心の支
え、防災、創立70周年、体育祭・文化祭を1ページずつ特集した。不安のない学校生活を作り上げたい思いを感じさせた。
                                                                 神奈川新聞整理部長   岡部 伸康

 的確でわかりやすい
 アンケート結果に基づいた的確な取材を「Q&A」方式で分かりやすく伝えている。過去の記録や歴史、防災対策などの記事は、読み手が再認識させ
られる内容でエ夫が見られる。また、手書きのレタリシグには温かみがあり、全体的に編集委員のチームワークの良さを感じることができ、まとまりある
紙面である。  審査委員会




発行号数に注目。「1070号」はおそらく日本の中学校新聞で最も多い数値だろう。今年も月2回の発行ペースは保たれている。

2016年6月1日更新

秦野・東中学校で行った新聞づくり講習会(5月11日)から生まれた一人新聞

 

 






2016年4月7日更新
 平成27年度秦野市PTA広報紙コンクール  平成27年3月12日審査
 ◇優秀賞  秦野市立渋沢中学校PTA  西小学校PTA (この二紙は市代表として県コンクールに)
  金  賞  本町小学校PTA  南中学校PTA
  銀  賞  上小学校PTA  南が丘小学校PTA  南小学校PTA  渋沢小学校PTA
  銅  賞  西中学校PTA  大根小学校PTA  広畑小学校PTA  堀川小学校PTA  鶴巻小学校PTA
  努力賞  北中学校PTA  南が丘中学校PTA  鶴巻中学校PTA  大根中学校PTA  北小学校PTA
  奨励賞  本町中学校PTA  末広小学校PTA  東小学校PTA  東中学校PTA


2016年3月7日更新
 全国学校新聞コンクール 秦野からは「優秀賞」が3紙
 第65回全国小・中学校・PTA新聞コンクール入賞校  2016年2月7 日発表  (秦野市関係)
 ◎中学校学校新聞の部
 優秀賞 ・全国新聞教育研究協議会賞 秦野市立東中学校「東中新聞」
 ◎中学校学級新聞の部
 努力賞 秦野市立東中学校3年2組「瀬戸根World」
◎PTA広報の部
 優秀賞 ・毎日新聞社賞  秦野市立渋沢中学校「 ふれあいの丘」
 優秀賞 ・全国新聞教育研究協議会賞 秦野市立西小学校「 西のいぶき」
 佳  作 秦野市立本町小学校「 ほんちょうの森」
 努力賞 秦野市立上小学校「カリヨン」
 奨励賞 秦野市立渋沢小学校「 しぶしょう」
 奨励賞 秦野市立南が丘小学校「 南の風」
 奨励賞 秦野市立堀川小学校「 ほりかわ」
 奨励賞 秦野市立大根小学校「 おおね」
 奨励賞 秦野市立鶴巻学校「 いっぽ」
 奨励賞 秦野市立末広小学校「 くず葉」
 奨励賞 秦野市立北中学校「 北中PTAだより」
 奨励賞 秦野市立南中学校「 かけはし」
 奨励賞 秦野市立西中学校「西中PTA陽光」
 ◇全入賞校は「全国新聞教育研究協議会」のHPに掲載。この「エコー」のホームページ゙のリンク集から入れます。

2016年2月7日更新
 編集後記
 「秦野市P連だより」107号(2016年3月発行予定)を担当した委員が、それぞれ「編集後記」を書きました。これをまとめたものが
正式な「編集後記」になります。どんな「後記」になるのが楽しみです。


 「見出し」を見て、読みたいと思う所だけ読む。そんな私が新聞作りに携わり、すべての記事を読んで欲しくて、仲間たちと試行
錯誤しながら作りました。この新聞が、多くの皆さまに関心をもって読んでいただけたら幸いです。  松下

 当初の予定には無かったスマホ・ケイタイ特集。メンバー全員が熱い気持ちで記事を書きました。新学期に向けて購入を考え
ている保護者の方の参考になれば嬉しいです。  大津
 
 スマホで何ができるの? 買物できちゃうの? 春からスマホデビューをしたがる子どもにどう対応したらいいのか。その相談
から107号はスタートしました。同じ思いの保護者の力になれたら。こんな私たちの思いが少しでも伝われば幸いです。  草山         

 手探りで始まった新聞作り。記事をまとめることの難しさを感じながらも良き仲間と出会え、意見を出し合い楽しく作成すること
が出来ました。携帯についての特集を家庭で活用して頂けたら嬉しいです。  新美

 取材の写真撮影でプロのカメラマンの苦労を知り、記事を書きながら、新聞記者の厳しさを味わいました。さまざまな個性を持
つメンバーが作成したP連だより107号です。伝えたいことを受け取っていただけたら嬉しいです。  矢野

 楽しい仲間と和やかに、時には励まし合いながら、発行まで辿り着きました。目標に向かって作り上げる楽しさ、完成したとき
の達成感・安堵感を十分に味あえました。今回お届けする情報が少しでも皆様のお役に立てたら嬉しいです。  小室

 情報委員になったことで出会えた素晴らしい仲間たちと、楽しい時間を過ごしながらの広報紙づくりでした。読んでくださった皆
さんが、少しでもPTA活動に興味を持ち、より良い活動が広まるといいなあと思っています。  相原


2015年12月7日更新
第65回神奈川県中学校・高等学校新聞コンクールで  「東中新聞」(秦野市立東中学校)が三年連続で最優秀賞に輝いた。

 神奈川県学校新聞コンクール 「東中新聞」が三年連続の最優秀賞
 講評 まとまりのある構成
 全体的にまとまっていて、すっきりした構成。取材力にも優れ、グラフの使い方も効果的。「わたしたちが変える東中」というテーマのとおり、
校内でのルールやマナーなどを詳しく分析し、改善点を生徒たちの視点で提案している。書き手の意識が強く感じられ、オピニオンリーダーと
しての役割を果たしている。      審査委員会

 中学校の部で最優秀賞に輝いた秦野立東中学校の「東中新聞」からは、活発で風通しのいい校内の雰囲気が伝わる。「わたしたが変える
東中」というテーマのとおり、今号からは、生徒たちの意識がよく分かる。生徒会役員の公約チェック、体育祭の課題にも目を向け、絶えず改
善を目指す意欲があふれていた。    神奈川新聞整理部長・岡部 伸康


2015年11月7日更新
 100周年記念式の会場に壁新聞を展示しました
武先生 新聞づくりではいろいろお世話になりました。
 先週10月24日(土)に創立100周年記念式典の会場に壁新聞を展示しました。私のあいさつの中でも100をキーワードにして作られた親子新聞
の記事を紹介しました。
 皆さんからたくさんのおほめの言葉をいただきました。24日の神奈川新聞に100周年記念式典の記事が掲載されました。その記事の中で「館内
では年長園児による夏休みの体験などをつづった親子手作り新聞が披露された。100にちなんだテーマが設定されるなど、かわいらしい手書きが
花を添えた」と書いていただきました。
 式典の日を迎えるまで、重責で押しつぶされそうになっていましたが、いろいろな方に助けていただき無事式典が終わりホッとしています。
 武先生、いろいろなアイデアを提案してくださり本当にありがとうございました。
 季節の変わり目ですのでお体を大事にされ、益々ご活躍ください。
                                                                    本町幼稚園 加藤しのぶ
 


2015年10月7日更新

 新聞づくりで親子の繋がりが強められました
 この夏休みの親子新聞づくりをきっかけに、保護者はわが子の良いところを発見でき、子どもたちは一緒に新聞づくりをする保護者の姿勢に喜びを感じ、
親子の繋がり、愛情がさらに強くなったことと思います。                                     本町幼稚園  加藤しのぶ


本町幼稚園の壁新聞づくり  “個性満開” 69紙が完成  









親子壁新聞づくり講座のまとめ 参加者の感想 
    

◇秦野市・東公民館

 「ひまわり新聞」田村 優奈(小3) 
 子どもとの共同作業に嬉しさも 

 先日の壁新聞作成でのご指導、ありがとうございました。次女と参加した壁新聞作りですが、お恥ずかしいことですが、今までこのような講座が開催されていたことを知りませんでした。今年度「市P蓮だより」の編集委員でもあるので、娘に「壁新聞作ると宿題が一つ終わるよ」と悪魔のようにささやいたところ、「やってみる」と言ったのです。引込み思案な娘です。意外にもやる気になったことを嬉しく思いました。
 実際の新聞づくりは、小学校3年生に全てを任せるのは無理だろうと思ってはおりましたが、結局は「娘4割、残りが親」の割合で作ってしまいました。ただ、普段はDSばっかりやっている娘が、この新聞作りのときは一緒になって考えたり写真を張ったりと、共同作業をしていることが嬉しく感じました。
私自身、仕事も不規則で、なかなか遊んであげることもできないので、一緒に一つのものを作るという貴重な時間を過ごすことができ、子どもより私の方が喜んでいたのかもしれません。娘も「ちょっと大変だったけど、来年の宿題も壁新聞でいいかな」なんて言っておりました。徐々に親が手を加える割合が減っていければと思っております。   田村 博(父)

 アドバイスで良い感じの紙面ができました
 初めての新聞作り、親子で四苦八苦しましたが、2回目の講座での先生のアドバイスを、それぞれ実行しなかなかよい感じに仕上がったと思います。
 5年生の陽は、瀬戸内海への旅も、ゲーム機は持って行かずに、道中の景色を眺めたり、立ち寄った場所のスタンプやパンフレット集めを、自発的に行っていました。「旅の楽しみ方がわかった」「新聞作りは大変だけどはまるね」など生意気なことを言ったのです。これも新聞づくりのお陰でしょうか。
 双子の兄、現在2年の創は、最初のテーマは「丹沢の自然と鹿」という壮大なテーマで、先生に、インタビューする方までご紹介頂きながら、あっさりと「名古屋グルメ新聞」に変え、どうなることやら、と思っていました。紙面のレイアウトに関するこだわりは、三兄弟の中で、一番あったように思います。名古屋グルメのランキングは、目立つように、メダルを付けてみたら、との先生のアドバイスでしたが、メダルではなく「星の数にしたい」と、主張し星にしました。
 双子の弟、巽は、自分の好きなブロックについての違いを一覧表にして、「くらべてみると面白いね。なるほどと思ったよ」と言っていました。紙面が完成したときには、大きな達成感があったようです。     矢野 麻子(母) 陽(小5) 創(小2) 巽(小2) 

 味わった 親子で作りあげていく楽しさ
 武先生 二日間にわたり「壁新聞つくり」をご指導いただきありがとうございました。
これまでは「夏休みの宿題=面倒」と、母としてなかなか楽しむことが出来なかったのですが、今回「壁新聞づくり」に参加して、夏休み中ずっと新聞の題材を探し、写真撮影にテンションがあがり、大きな用紙に向かって全部埋められるのかな・・と心配しながらも、一つの記事が出来あがっていく度に達成感を感じました。何よりの収穫は母子で時間をかけ作っていく楽しさを味わうことができたことでしょう。来年も参加したいと思います。   仲村みのり(母)
 新聞作りは先に文章を考えるのがむずかしかったけど、どんどんやっていくと楽しくなっていました。また作りたいです。   仲村 奈菜(小3)

 「獅子舞新聞」岡田 千洋(小5)
 初めて息子と壁新聞教室に参加しました。武先生のお話はとても楽しかったです。壁新聞を作るため、地域の伝統行事(獅子舞)についていろと調べました。初めて知ることがたくさんあり、息子共々勉強になりました。息子は「こんなに字を書くのー、嫌だー」 と言っていましたが、写真のレイアウトなどは楽しかったと言っていました。来年もまた参加したいと思っています。    岡田 未知(母)

 「少女マンガ新聞」内海 珠里(小5)
初めて参加したのですが、これまでの作品を見て「出来上がるのか」と不安でした。親はアドバイスするだけで、一人で内容を考え、コツコツと調べものをし、記事にしました。時間がかかりましたが、投げださず、よく頑張っていました。また仕上げも色使いや文字、グラフ等ていねいに書いていました。娘の感想は「楽しかった。また来年もやりたい」です。      夏休みによい経験ができました。ありがとうございました。   内海 純子(母)                          


2015年9月7日更新

「夏休みの思い出をかべ新聞に」 2015年 親子かべ新聞づくり講座

  
松田町子どもの館会場 8紙                            茅ヶ崎市香川公民館会場 9紙                
                     


秦野市立東公民館会場  20紙

親子壁新聞づくり講座のまとめ 参加者の感想 

◇松田町・松田文化センター会場
「名城新聞」関野 結仁(小6) 「富士山新聞」関野 亜美(小2)  
 新聞の書き方、13字にすると読みやすいなど日頃目にし手にふれている新聞でしたが、新聞作りに参加したこと事で新しい
ルールや作る大変さも知り、小学校最後の夏とても良い思い出になったと思います。私自身も息子から新聞の書き方などを教
えてもらい、親子で新しく知る楽しみを感じることができ、勉強になりました。
 娘は2年生初の大きな作品作りでした。口でお話しするように文章にするのは苦手な娘ですが、調べて書く、体験した事を書
くの二つを頑張り、娘がコツコツと頑張って新聞を仕上げていく姿を見て、少し成長したなあと思います。長い文章を考えるのは、
とても大変だったようですが、娘らしい新聞が出来上がったと思います。 教えて頂いた武先生には、まだまだだと思いますが、
来年も作ってみたいと言っていました。富士山が大好きになったようです。  関野多美重(母)

「百人一首新聞」相原 翼(小3)
 路線バスに一人で乗って新聞づくりに ―― これは大きな収穫
 娘、翼が大変お世話になりありがとうございました。夏休み自由研究の一貫として、壁新聞作り、その題材が小倉百人一首と
聞いた時は非常に不安でもありました。「ほかの子たちはもっと身近な題材で作ってくるのでは?」「題材が難しすぎるのでは?」
発表の直前の休日に家内と娘が、半ば喧嘩しながらの作成ではあり、それを見ていた私は、「おそらく中途半端な状態で、当日
もっていくのでは?」「せめて形ににして、手直しはともかく娘自身が満足をした形で持って行ってもらいたい」とも思いました。発
表前日の仕事の際には、気が気なりませんでした。
 発表当日、当初私は後ろの席で娘の壁新聞を見ることを伏せておりました。それは、発表する形になりまではあえて見ず楽し
みにもしておりました。しかし、がまんならず手直し半ばで見ましたが、なかなかの出来栄えに正直驚きました。決して自分の娘
の作品だからではありません。他のお友達の作品も見ましたが、私が彼ら年代の時に、同じものを作れたかと問われたら、間
違いなく作れなかったと思います。
 情報が溢れている今の時代に。自分の足で(実際は家内と一緒に)かるたのサークルに出向き話を聞き実際見て感じて、そ
れを捉えて表現する機会は非常に少ないこのご時世、良い体験ができたのではないでしょうか。
 また、自分一人で進めるのではなく家族と一緒に取り組む(我が家の場合喧嘩したりなどありましたが)家族での自由研究に
なったと感じます。娘も含め参加した子どもたちが選んだ題材には目を丸くするばかりで、いかに私の頭が四角い(固定観念に
とらわれがち)と痛感いたしました。
 壁新聞を作るだけでなく、初めて一人で路線バスに乗って図書館まで行くこともできるようになったのも大きな収穫と思います。 
                                                              相原 努(父)

「古代魚新聞」相田 育海(小6) 「酒匂川の魚」相田 湊(小5) 「ブレークダンス新聞」相田 汐希(小1) 
 今回は壁新聞作りに六年長男、五年次男、一年三男が参加させていただきました。長男、次男は自分の興味あるものを調べ
たので、一緒に調べたものを自分でまとめていました。「こうしたい!」という要望を言ってきたり去年とは違う成長した姿が見る
ことができ、とても良かったす。
 三男は、初めての挑戦で不安もありましたが、自分で文章を考えたり、「これものせたい!」と言ってきたり文字もたくさん書く
ことができました。絵の部分などは得意なお兄ちゃんに助けてもらいました。調べ物のために、親子でその場所に出かけたり。
一緒に考えたり、反抗期の長男とも、とても貴重な時間を過ごすことができました。

〈お盆のお話〉いつもは何気なくお参りしていた実家のお盆も「これって先生が話してくれた、馬と牛だね。」とおじいちゃんおばあ
ちゃんに、聞いた話を得意げに話をしていました。ありがとうございました。来年も参加したいと次男が言っています。楽しみにし
ています。  相田志津枝(母)

「加藤清正新聞」柏井 優太(小6)
 息子と参加して三回目です
。息子と参加して三回目になります。壁新聞作りを通して、親子で夢中になって資料を調べて、文章やレイアウトを考えたり、協力
して一つのものを作り上げるという貴重な体験ができました。また、毎回新しい、思ってもみなかったような意外な発見があり、自
分にとっても勉強になっています。新聞を上手にきれいに作ることも大切ですが、親子で1つのことに向き合う時間が持てたことが
何よりも楽しい夏休みの思い出になりました。  柏井 幸子(母)

 子どもってすごい
 「松田町子どもの館」の「夏休み助っ人塾・壁新聞作り」は今年で3回目です。
 講師は武勝美先生。全2回。第1回7月24日(金)7:30~12:00。第2回8月11日(火)。
 学校の授業時間45分よりはるかに長い時間、休憩を入れつつ子どもたちは武先生の講義を聞いていました。武先生の興味を
ひく話ということもあったと思います。が、いやあどうしてどうして、子どもってたいしたものです。
 松田町図書館は毎月曜(7/20~8/11)「夏休みこども図書館」が開館します。休館日の月曜日を子供専用に解放しているので
す。本来図書館は静かにするところですが、子ども図書館の時は、話(調べ学習内容の話)をすることはできますので、新聞づく
りにはもってこい。そして壁新聞用紙を広げることができる大きなテーブル。そこで第1回の講座の後、「家庭でやってもよいです
が、涼しい図書館で一緒にやりませんか」と呼びかけると、参加してくれました。中には親子参加も。
 子どもたちは、図書館の人にお世話になりながら調べ学習をし、作業を進めていきました。新聞づくりを通して、図書館の人と
かかわる、子どもの館の館員とかかわる、取材には家庭ででかける。そういう人とのかかわりの中で、子どもたちは何かを学び、
つかんだのでしょう。レイアウトをしている時など楽しげに「この写真はお父さんが撮ってくれたの」と話したり、お母さんと子ども
とで歴関係の図書を読み、情報を提供し合ったり。新聞づくりは「生きていく仲間づくり」だと思いました。
 何より驚いたのは、3兄弟(6年生・5年生・1年生)の肝っ玉母さんです。都合で第1回目は欠席。月曜の図書館もパス。にも
かかわらず3兄弟がそれぞれに壁新聞を作ってきたことです。3兄弟を新聞づくりに向かわせたその秘密。肝っ玉母さんにぜ
ひ教えていただきたいものです。
 私たち館員のこの夏の収穫は、子どもたちのがんばりをこの目で見、一緒に経験できたことです。子どもってこんなにすごい
のですね。新聞づくりを通して、子どもたち誰もがが、一皮むけてたくましくなったような感慨をおぼえました。
                                                     松田町子どもの館  木口まり子


◇茅ヶ崎市・香川公民館会場
 来年も参加したい
 新聞には生の声、実際の体験を記事に入れるようにとのアドバイスが印象に残りました。色使いやレイアウトなどいろいろなアド
バイスを頂いたお陰で、最後まで丁寧に仕上げる事ができました。ありがとうございました。親子で楽しい時間を持つことが出来
ました。来年も参加したいと思います。                                     高辻 智子(母) 
 どこを目立たせたらいいかなど、色々な工夫を丁寧に教えてくれたので、満足いく新聞ができました。  高辻 歩(小5) 
 どんなテーマを書けばいいのかや、文章のコツを教えてもらって良かった。難しかったけど楽しかった。  高辻 里奈(小3)

 夏休みの思い出をつめこんだ新聞  おじいちゃん おばあちゃんに見てもらいます
 武先生 こんにちは。茅ヶ崎の親子で作る壁新聞作りに参加した森下です。なんとか夏休み中に壁新聞を完成することができま
した。私が参加したくて、息子にお願いする形での新聞作成でした。1日目出席することができなかったので、他の方の作品をみ
て、テーマを絞ってほりさげて書かれているのに感心しました。
 離れて暮らすおじいちゃんとおばあちゃんに見てもらいたくて、夏休みの思い出を沢山つめこんだ新聞にしました。どんなふうに
夏休みを過ごしたのか伝わるといいなと思って作りました。
 何を記事にするか子供と話し、子供の感想を聞きとりあげたい出来事、とりあげたくない出来事など聞く時間は、有意義なもの
であったと思います。
 2日目集中力が切れてしまった息子が、パズルをみつけてはじめてしまったとき、それもはったら? と先生に言われ予想外で
びっくりしましたが、好きなことをとりいれてあげればいいんだなと思い、本人がとりいれたいと言ったクイズをつけたり、アタリが
入った工作を最後に貼り付けてみました。見る方も楽しめる工夫のある新聞になったかな? と思います。
 学校に持っていったら先生にずいぶん誉めていただいたようです。壁新聞用の用紙は、大変使いやすかったですし、最後に新
聞の裏もガムテープで補強していただき、長く保存することができるようになり、よかったです。
 来年は、彼がテーマを決めて掘り下げた新聞が作れたらいいなぁと思いました。ご指導いただき、ありがとうございました。
                                                        森下 京子(母)  友貴(小1)

 パパとママが資料をたくさんくれたので
 新聞作りは、僕はむずかしいと思いました。資料集めは、かんたんだろうと思ったら、あまりいいものが見つかりませんでした。
でも、パパとママが資料をたくさんくれました。さいしょの頃は、やる気があったけれど、とちゅうからやる気がなくなってしまいまし
た。それでも新聞作りを続けました。それでやっと、かんせいしました。とてもいい思い出になりました。来年もやりたいです。
                                                        北井 雄麻
 以前小学生が作った壁新聞を見て、感動したので参加しました。はじめは不安でしたが、完成した時は達成感が得られとても良
い経験になりました。
私は、子供のお手伝いという感じで協力しました。子供は集中して、テーマ,見出し,文章内容を決めていました。一つ質問をする
と、いくつかの助言を頂き色々なイメージが広がりました。夏休みの良い思い出になり、また参加したいと思っています。有難うご
ざいました。                                                 北井 雅美(母)





2015年8月7日更新

 気仙沼市の皆さんへ   秦野のPTAからのメッセージ その3 (肩書きは平成26年度)

 三陸新報社  渡邉 眞紀  様
 気仙沼のPTAの皆さんに自分たちの広報紙を読んでもらうことをとても喜んでいます。そのお礼の心をこめたメッセージ
を添えたPTAもあります。以下がそのメッセージをまとめたものです。   武 勝美   



 気仙沼のみなさんはじめまして。秦野市立大根小学校です。大根小学校は、秦野盆地の東に位置しており、校名の大
根は「おおね」と読みます。これは神奈川県下でよくしられている大山(おおやま)の根(すその)を意味していると言われて
います。
 今年度の広報紙は「会員に読んでもらえる広報紙」を目標に作りました。この広報紙を今回、市域を超えた気仙沼の方
々にお届けできるのも、何かの縁であると思います。私たちの広報紙が、少しでも皆さんの活動の参考になるなら幸いです。
 今年度の活動は終わりとなりましたが、これからも今できることを精一杯やっていきたいと思います。気仙沼のPTAの発
展と子ども達の健やかな成長をお祈りしております。           秦野市立大根小学校PTA広報委員会
                        


 拝啓。三月に入り、こちら神奈川秦野では、あちらこちらより花の便りが届くようになりました。そちら気仙沼にも春の兆し
が感じられることでしょう。震災より四年。現状は、まだまだ厳しいかと思います。
 この度、武勝美先生がそちら気仙沼へ訪問されるとのことで、このような形で少しでも協力できることを嬉しく思います。私
達、北中学校には、広報委員会という専門委員会はありません。このPTA広報紙「PTAだより」は、各クラスより選出された
「クラス委員」(四名)が編成する「学年委員」(十六名)により編集・発行されています。(各クラス4名×4クラス)
 年度始め第一号は、三年生の学年委員が。第二号目は、二年生の学年委員が。第三号目に一年生の学年委員が携わ
っています。そのような中、統一制をとるため、年間テーマを決めて各学年委員長で話し合い、特集を組んでいます。今年
度のテーマは「コミュニケーション」です。親子・友達とのコミュニケーション。災害時での地域とのコミュニケーション。スマート
フォンなど子どもたちの身近になりつつあるSNSなどによるコミュニケーションのとり方・問題点などを取り上げました。各学
年、一回の発行にかけ、アンケートを取ったりと限られた時間の中で一生懸命、取り組んでいました。少しでも参考になれば
幸いです。これからも何らかの形でご支援ができればと思っております。
 季節は変わり目です。皆様におかれましては、お身体、ご慈愛ください。  敬具
                                          秦野市立北中学校PTA情報委員  飯塚 和美



 震災から四年が経ちました。報道などで復興が進んでいる様子を安堵する一方、まだまだ時間のかかることを感じました。 
 武先生から気仙沼で広報紙の講習会を開かれるとうかがいました。PTA広報紙は、保護者の知りたいこと、作り手の知ら
せたいことを伝えるものだと思います。まだまだ不安を抱えている保護者の方々も多いと思いますが、同じ立場の保護者が
作る広報紙は、身近に感じ、みんなを元気にさせるパワーを持っていると思います。我が校の広報紙もそんな力の一つにな
れたら、とてもうれしいです。
 復興には、まだまだ時間がかかると思いますが、すてきな広報紙を作ってください。応援しています。
                                         秦野市立南中学校PTA情報委員  小林 美紀
 


 冬枯れた野山に梅が匂い、若草色の芽吹きを目にしたと思ったら、桃が笑い、そのうち桜もほころぶことでしょう。復興工
事が一日も早くすみ、みなさまの心に大きな花を咲かせることができることをお祈り申しあげます。秦野市PTA広報紙がみ
なさまのお役に立てれば幸いです。                    秦野市立大根中学校PTA情報委員  上松 清美



 こんにちは。私は、神奈川県秦野市にある中学校で、昨年度のPTA本部役員として新聞作りを経験しました。みんなが嫌
がる広報。初めての新聞作りに戸惑いました。人に伝える文章の難しさ、取材、写真の撮り方やレイアウト、見出しとリード
の大切さなど・・・様々な事を学びながら仲間と協力し、おやつを食べおしゃべりをし新聞が完成しました。終わってからの感
想はとにかく楽しかったです。作り上げる喜びと素晴らしい仲間との出合い。新聞作りを通して、どうぞ楽しい時間を過ごして
ください。私たちはいつも遠くから応援しています(^O^)        秦野市立西中学校PTA情報委員  馬場 理奈



どんなふうに                竹下恵美子

その時から  世界の色が変わってしまった
君が いなくなったから

日々のことは やがて普通みたいに 流れていって

君のことだけ ぴんとこない

ああいってあげればよかったとか
もっと喜んであげればよかったとか

そんなことだけ いつまでも
不意打ちみたいに やってくる

君がいたことの意味と いないことの意味

何年も探したけれど もう
自分が何を問うているのかも わからなくなりかけていた
 
いろんなものが くっついてくるから
もう長いこと どんなふうに
君のことを思い出せばいいのか わからなかった

いま
透き通った 明るい哀しさと一緒に
懐かしい気持ちで 思い出している

君の仕草 君の匂い
君の表情 君の声

 あの日に起こったこと、それに続く日々を思い、言葉を失います。それでも、何の励ましにもならないかとは思うのですが、自分
の中にある言葉を掘り起こして皆さんとシェアできるかも知れないと思って書きました。23才の時、3つ上の兄を心臓麻痺で亡く
しました。それから8年くらい経った頃の体験です。 (秦野市立渋沢中学校PTA広報委員会)

 

 2011年、私はその年から「PTA広報紙」に携わり、3月11日の震災を『市P連だより』で「今、私たちが出来る事。しなくてはなら
ない事」と訴え、書きとめ、残しました。紙面に残すことで、薄れゆく記憶を次世代にも伝えていけたらと思ったからです。「子ども
たちの笑顔が見たい」と願い、ずっとPTA活動に関わってきました。これからもその思いは変わらないはずです。秦野のPTA広報
紙が皆さんとの繋がりになれば嬉しい限りです。皆様のご健勝をお祈りいたしております。
                              平成26年度秦野市PTA連絡協議会情報委員長  城所 匡美



2015年7月7日更新


 気仙沼市の皆さんへ   秦野のPTAからのメッセージ その2 (肩書きは平成26年度)

 三陸新報社  渡邉 眞紀  様
 気仙沼のPTAの皆さんに自分たちの広報紙を読んでもらうことをとても喜んでいます。そのお礼の心をこめたメッセージ
を添えたPTAもあります。以下がそのメッセージをまとめたものです。   武 勝美   

 広報紙作りで素敵な時間が得られますように

 日増しに暖かくなり、こちらは大分春が近づいているような日々ですが、気仙沼はいかがでしょうか?
 私は、神奈川県秦野市で平成26年度、武先生にお世話になり、PTAの広報紙を作った、小学生男3人の母です。1年
間、広報紙作りを通して、仲間のお母さんたちとどんなものを作り上げていこうかと、真剣に話し合い、笑い合い、励まし
合い、時には愚痴を言い合いながら、素敵な時間と仲間を得ることができました。
 気仙沼のPTAの皆さんも、広報作りを通してPTAが活発に活動し、そして、学校もますます元気になってくると思います。
まだまだ私には推し量れない苦労や大変さがあるとは思います。皆様で協力して楽しみながら広報紙を作ってください。
広報紙作りを通して素敵な時間が得られることを心から祈っています。  
                                     秦野市立南が丘小学校PTA情報委員  後藤 美佳



 秦野では、寒い日と暖かい日が交互にやってきて、少しずつ春が近づいているように思います。気仙沼はいかがですか?
 この度、秦野市内の小・中学校のPTA広報紙を気仙沼にて配布させていただくということで、我が校の広報紙もその中
に入れていただきます。何かのお役に立てば幸いです。
 子育てには、親の力だけではどうしようもないことも多く、地域の協力が必要です。また、震災に遭われた地域の方々は、
こちらとは比べ物にならないくらいに地域との関わりが強いのではと思います。
 学校、保護者、地域をつなぎ、地域全体でよりよく子どもたちを育むための一役をPTA広報紙が担えれば素敵ですね。
楽しい広報紙作りができますよう。また、今度は、皆さんの広報紙を拝見する機会があれば・・・と思います。 
                                              秦野市立鶴巻小学校PTA広報委員会



 神奈川県の西部、秦野市立南小学校の広報紙「さくら木」をお送りします。南小学校は児童数1100人以上のマンモス校
「かながわ名木100選」でもある樹齢120年以上の桜の木が校庭の真ん中にあり、子どもたちを見守ってくれています。
 秦野に住んでいる私は、震災に遭われた皆さまのお力になることは到底できませんが、震災についての情報を知る、あ
の感情をいつまでも風化させずにいたいと思っております。私たちができることは、これからも知り続けること、想像を絶や
さないこと、いつまでも忘れないことだと思います。 あたり前の尊い日常が皆さまの元へ一日も早く戻られますようお祈り
しております。
 南小学校のお母さん方が学校に足を運んで一生懸命作られた「さくら木」をご一読いただければ幸いです。 
                                          秦野市立南小学校PTA情報委員  大瀧 美和



 あの日から4年が経ちましたね。みなさんは今、どんな暮らしをしているのでしょうか・・・。あの日のことは、私も鮮明に覚
えています。まだまだ大変なことは、たくさんあると思いますが、少しずつでもみなさんが望んでいる暮らしに近づいていか
れることを願っています。
 PTA広報紙、ぜひ楽しんで作ってください。今の子どもたちが何を感じ、学校が、先生が、親が子どもがどういう風に元気
を取り戻していったのか、ぜひ記録として残してください。私も広報紙みたいなぁ。よかったら広畑小に送ってください。  
                                         秦野市立広畑小学校PTA情報委員  原 あずさ



 神奈川からいつも皆さんのことを思っております。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
 四年経過いたしましたが、まだまだ厳しい日々をお過ごしのことと思います。皆さまのがんばっているご様子をメディア等
で知ることができますが、きっと大変な日々かと思います。 私たちはこれからも皆さんのことを思います。これからも皆さん
とつながっていきたいと思います。遠い神奈川の地ですが皆さんとの距離は近いと思っています。 今後ともよろしくおねが
いします。                                    秦野市立北小学校PTA情報委員  古家 奈美


 はじめまして。秦野市立堀川小学校広報委員です。 26年度は、委員8名で活動し、広報を3回発行しました。初めの号は、
皆、広報委員初心者で試行錯誤しながら作り上げ、出来上がった時は、すごいね。私達がんばったね。よくできたね。と喜
び、一年間、皆でがんばろう。という気持ちになりました。
 毎号、武先生にご指導をお願いし、より良い広報紙になるように、企画、レイアウトを考えました。保護者はもちろん、子
供達にも親しみやすく、読みやすい広報紙を目指し、出来上がった広報紙です。
 ご覧になって何かご意見や感想などがございましたら、ぜひ今後の広報紙作りのために声をお聞かせください。よろしくお
願いいたします。                              秦野市立堀川小学校PTA広報委員会  勝谷日出子



2015年6月1日更新


 気仙沼市の皆さんへ   秦野のPTAからのメッセージ その1 (肩書きは平成26年度)

 三陸新報社  渡邉 眞紀  様
 気仙沼のPTAの皆さんに自分たちの広報紙を読んでもらうことをとても喜んでいます。そのお礼の心をこめたメッセージを
添えたPTAもあります。以下がそのメッセージをまとめたものです。   武 勝美   



 気仙沼に一つでも多くの笑顔の花が咲きますように

 はじめまして。私は神奈川県秦野市でPTAに関わっているものです。昨年、今年と本部役員をしておりますが、東日本大震
災が発生した直後の平成23年度は広報委員として活動しておりました。 
 最近メディアでは、東北の方々に関する情報が減少しているように感じています。でも皆さまが震災前の日常に完全に戻っ
たのではなく、きっと葛藤の中に辛い思いをされている方も、まだまだ多くいらっしゃるのだと思っています。
 主人の実家が福島にあり、広報委員の時には他人事と思えずに震災後の状況を、他の委員さんにお願いしてPTA広報紙
に掲載したことがありました。そのあとは伝えることが一度で終わることを憂いて、せめて次を担う世代である我が子には忘
れずにいてほしいと思い、福島を起点に気仙沼や南三陸町などを家族で何度か訪れさせていただきました。磯の香りが漂う
頃に見えてくる爪痕には、いつも言葉を失います。この光景が消えぬ残照となり、被災された地域より遠くに住む若い世代の
心に留め置かれ、それが優しさや知恵へと成長していくことを切に願っています。 
 被災された方々の辛さを、想像の範囲でしか考えることができず、それは絶対に100%の理解になりえないと感じております。
「頑張ってください」の一言を言葉にすることは、大きなためらいがあります。私は、子どもたちの笑顔を見たくてPTA行事に関
わっています。この手紙を読んでくださっている方々も、きっと同じ思いの方々だと想像しております。そこで皆さまにお伝えし
たい思いとして遠い地からになりますが、「気仙沼に一つでも多くの笑顔の花が咲くように」と心から祈っております。  
                                          秦野市立渋沢小学校PTA情報委員   菊地 寿美



 東日本大震災から4年が経ちました。保護者の皆様には子育てする生活環境はまだまだ苦悩の連続だと思います。被災さ
れた皆様に心からお見舞い申し上げます。
 今回、私たちの広報紙『西のいぶき』をお読み頂けることとなり、皆様のために広報紙を通して何か出来ることはないかと考
えました。『西のいぶき』は親子で楽しく読んでもらうことを願って作っています。できましたら、親子で読んでみてください。そし
てクイズやすごろくをしながらお子さんの学校での生活の様子を聞くなど、親子の会話を増やしてください。
 家族で会話する時間が増え、楽しさが増えればいいなと思います。これが『西のいぶき』の目指しているものです。お子さんと
の会話の中で、他の人に伝えたい、考えたいことが見つかったら広報紙でそれを発信してください。その発信が子供たちの生
活を豊かなものに変える力になると思います。 
 私たちは、大震災のことを風化させないように、PTA広報紙を通して情報を発信していきます。何かご協力できることがあれ
ばお申し付けください。皆様のお力になれるのなら微力ですが精一杯努力いたします。
 気仙沼は桜の季節でしょうか。そちらの景色を想像しております。  秦野市立西小学校PTA広報委員長  高橋由香利



 こんにちは、はじめまして。私は秦野市に住む、二人の子供(中一の娘、小三の息子)がいる母親です。昨年度、秦野市立本
町小学校でPTA広報委員会の委員長を務めました。
 このたび、武勝美先生が気仙沼で講座を開かれると聞きました。その趣旨に賛同し、少しでも協力ができればという思いから
みなさまにこの手紙を書いています。難しいことは武先生からお話があると思いますのでわたしからは,広報に携わった1年を振
り返りながらみなさまに何かお伝え出来たらいいな。と思っております。
 私が委員長になったのは本部役員の友達から声をかけられてしまった・・・からです。不安と挑戦の気持ちで引き受けました。
その私も友達を誘い、2名の副委員長が決まりました。そのうちの1人は広報委員経験者だったので、とても頼れる存在でした。
毎年、立候補が少ない広報委員会、委員決めもなるべく知り合いに声を掛けて数名がOKをしてくれました。こうして9名がきまり、
ほとんどが広報初心者で活動がスタートしました。
 何の知識もない私は、とにかく自校、他校の広報紙をたくさん読みました。面白い記事、興味のある企画はかきだして参考に
しました。真似をしているようにも思いましたが、今の学校やPTAに当てはめて考えてみれば、今現在の問題点や答えが出てく
ると思ったので、時にはこうして企画を考えてみました。何を書いたらいいのか悩んだ時は、他の広報紙からヒントをもらっても
いいと思います。
 また、お母さんたちの雑談から企画が生まれることもあります。「朝ごはん、何、食べさせている?」とか「ゲームばっかりやって
いて・・・」なんていう会話から、食育や家庭でのルールについて記事を書く事ができると思います。自分が知りたいことや悩んで
いることを調べて広報紙に載せ、会員に知らせて考えてもらう。そんなことができる広報紙ってすごい!!と思いませんか!? 
PTAの広報紙は、お母さんがつくる新聞ですから、お母さんたちの会話にアンテナをはってみてはいかがでしょうか。
 秦野市のPTA広報紙はコンクールでの入賞が多く、とてもプレッシャーを感じていましたが、「無理をしないで私たちが出来るこ
とをやっていこう」とみんなで話しました。それぞれに得意、不得意があるのでパソコンが出来る人は編集担当、それ以外の人は
記事を担当する。とおおまかに決めました。ちなみに私はパソコンができないので文章をたくさん書きました。活動量が多い広報
委員会では負担を少なくすることは大切です。メールでのやりとりも多かったです。取材には自分の子どもの学年を担当として行
事や授業に行ってもらいました。道論希望があれば他の学年の人も取材に行きました。普段、見れない行事や我が子の姿を見
ることが出来るのは、広報の役得です!子どもの写真も増えました。
 初めの頃は、取材で写真を撮るのに前に出る勇気がありませんでした。でも子どもたちの表情が読み取れず、悔しい思いをし
てからは、次第に歩き回って子どもたちの近くで撮れるようになりました。
 お手持ちのデジカメで大丈夫です。(望遠機能があればさらに良い)たくさん撮ってみてください。ぶれていたり背景がダメだった
りとなかなかいい1枚ってないものです。
 私たちは4回広報紙を発行することができ、みんな笑顔で活動を終えました。時には自分の意見を言い合ってとても真剣に取り
組んだことは、広報委員会ならではのこととおもい、仲間との濃い時間を過ごすことができました。きっとみなさんも広報紙づくりを
通して多くのことを感じ、得られるとおもいます。私自身はアドバイスなんて言える立場ではないのですが、1年間でこんなにも広
報にはまってしまったことは自分でも驚いています。
 最後に、子どもたちのこと、親のこと、PTA活動のこと、気になることを多くの人に伝える広報紙を作ってみてください。皆さまが
楽しく広報活動ができますように願っています。長々と書きましたが、読んでくださってありがとうございました。    
                                          秦野市立本町小学校PTA広報委員長  中島 悦子



 東日本大震災の発生から3月11日で4年を迎えました。私たち神奈川、しかも内陸部に位置する秦野市に住む私たちには、震災
の記憶は少しずつ薄れかけているのが現状であり、新聞やテレビ等の情報でしか被災地の皆様の生活を知ることはできません。 
 私も2年前、岩手県の三陸海岸を旅する機会があった際、タクシーの運転手さんに「このあたりは家が密集していたのに、今は
ね。」と言われ、車窓から見た眺めに声が出なかったことを覚えています。
 4年がたった今、震災前の生活とはほど遠いことでしょう。それでも、一歩一歩前に足を勧めていられることでしょう。
 先日、新聞で子どもたちが熱心に海外防災林の植林に取り組む姿が掲載されていました。作業に入る前の式典で「千年先の子
どもたちが笑顔で幸せに暮らせるように」と伝えられたそうです。また、ある高校生活が「失ったものは、もう戻ってくることはありま
せん。悲しみが消えることもないと思います。しかし、前向きに頑張って生きていくことが、亡くなった家族への恩返しだとおもい、生
きていきたい」と力強い言葉を語っていました。
 辛くても子どもはこれから何十年も生きていかなければなりません。そうした時、私たち大人が子どもたちを勇気づける取り組み
をしていく必要が出てきます。PTA活動もそのひとつです。児童数が減り、統廃合が進む地域もあるとも聞きますが、そこに住む住
民にとって学校は地域の拠点です。学校関係者が元気を出して子どもたちのために手を取り合って何かを始めましょう。そのことが、
自分自身を励まし、勇気づけることになるはずです。子どもの笑顔は宝です。共に頑張りましょう。
                                                    秦野市立東小学校長  大津 道雄

 2015年4月1日更新


 平成26度 秦野市PTA広報紙コンクールの結果 (平成27年3月10日)

 ◎優秀賞  「西のいぶき」西小学校 「ふれあいの丘」渋沢中学校
 ◎優良賞  「西中PTA陽光」西中学校 「ほんちょうの森」本町小学校 「おおね」大根小学校 「みなみPTAかけはし」南中学校 
          「しぷしょう」渋沢小学校  「さくら木」南小学校  「南の風」南が丘小学校 
 ◎佳 作   「北中PTAだより」北中学校  「カリヨン」上小学校 「稜線」北小学校  「ひろはた」広畑小学校 「ほりかわ」堀川小学校 「大根中PTA」大根中学校
 ◎努力賞  「いっぽ」鶴巻小学校 「くず葉」末広小学校 「まいづる」鶴巻中学校 「せんだん」東小学校 「丹沢の風」本町中学校 「ぎんなん」東中学校
         「南が丘」南が丘中学校 
  

 PTA広報づくり この一年を振り返って 

 手書きの紙面づくりで 仲間としてかけがえのない絆が
 今年度26年度)の西小PTA広報委員は全員で9名、誰も広報の経験がなく、不安のある中でスタートしました。年間で5回
の発行を予定し、活動の目標を決めました。①楽しんで作ること②PTA新聞であること③子どもにも読んでもらえることを大
切に、取材に取り組みました。
 初めての取材の時は「邪魔になるのでは」と隅で写真を撮っていましたが、日を追うごとに、人の話を聞く・書く・自信をもっ
て撮影することが、自然と出来るようになっていきました。また、多くのイベントに参加し、たくさんの方から話しを聞くことがで
き、今まで知らなかった様々なことを学びました。
 たくさんの紙面を作った中でも、挑戦したと思う記事は「夏こそ文字にふれよう」です。文字にふれることをすすめるのに、パ
ソコンで作っても伝わらないと思い、手書きで紙面を作りました。保護者の方からは「一番目を引いた」「味があって読みやす
い」「温かみがあるね」といった声を頂き、思い切って手書きにして良かったなと思いました。一つの紙面に全員が関わること
は稀で、この手書きの紙面を9名全員で作ったことは、仲間としてかけがえのない絆となりました。   高橋由香利


 「何でPTAが、こんな広報紙を発行するんだろう」違和感をもちながら初めて広報委員になったとき、幸運にも武勝美先生
のお話をうかがうことができました。「PTA広報の役割」とは「書き残す→知らせる→高める→行動させる」。ビビビときました!
PTA広報って意義があるんだとやりがいを感じました。
 そして広報紙を発行し、武先生のクリニックを受けました。そこで指摘されたのが「発行するのはPTA。編集するのが広報」。
ストンと腑に落ちました!広報は、みんなの声でできるんだと。
 まず、子供たちの生き生きしている姿を載せれば喜ばれますよね。子供は素晴らしい!ありのままをシンプル(余計なもの
は入れず)に、その場の様子が伝わる「生の声」を入れるようにしています。次に、特集にも取り組みました。みんなの声を寄
せ集めますが、何が良くて何が悪いかなんて分からず、いつも支離滅裂。それでも「何にもないよりあった方がいい」をモット
ーにチャレンジしています。役に立ったかどうかは別として、子供たちはしっかりと充実した学校生活を送っています。
 広報活動を通して、悩んだ分だけ学んだことは膨大です。私自身、「高められ→行動させられ」ています。それで前よりも幸
せになっちゃいました(笑)。成長ができ、広報をやって良かったと思っております。これからももっともっと成長していきたいで
す。武先生はじめ広報づくりの仲間、子供たち、子供を取り巻くすべての方々のおかげです。ありがとうございます。 
                                                              小泉ふみ代



 2015年3月1日更新


 がんばる 『東中新聞』  広く社会にも目を向けた編集姿勢
 秦野市立東中学校の生徒会新聞『東中新聞』の創刊は、昭和25(1950)年だった。それから55年の歳月を経た昨年
10月にその発行は1000号に至った。たぶん国内の中学校の学校新聞では最もその発行回数が多いだろう。
 その『東中新聞』は、今年度も手書きで月二回のペースで発行号数を重ねている。『東中新聞』の特長のひとつは、編
集担当の子どもたちが一般商業紙の記事を一つ選び(切り抜き)、二面に掲載していることだ。広く世界に、社会に目を
向けようとする紙面づくりは新聞教育に関わっている一人として心強いし、何より嬉しいことだ。学校新聞の役割を理解し、
歴史と伝統を踏まえた『東中新聞』の中身を「見出し」を通して知ってもらおうと思う。 (※は一般紙からの切抜き記事)

 1024号(H27・2・.13)
 1 進路 先生からみんなへアドバイス
 2「東中新聞」全国コンクールで佳作
 3 知ってた? 海外のバレンタインデー  ・義理チョコなんてない ・ホワイトデーもない
 ※邦人人質事件「日本に突きつけられた問い」 (神奈川新聞)

 1023号(H27・2・5)
 1 なぜはかない? 長いジャージ
 2 バスケ部 県大会二回戦 延長戦で惜敗
 3 シリーズ「東中の陰」 者を大切にしない
 ※「道徳」が教科化(読売新聞) 

 1022号 (H27・1・.27)
 1 東中の新しいリーダー 生徒会本部役員
 2 避難訓練 落ち着いて行動を
 3 お年玉 何に使う?
 ※平成29年5月完成予定 気仙沼の災害公営住宅 (『ECHO』)

 1021号(H26・12.・24)
 1 2学期を振り返って  ・テストには満足していない 80%
 2 三者面談
 3 カゼに注意
 4 シリーズ「東中の光」広報委員長として大活躍
 ※大学入試に新テスト 中教審改革案 (神奈川新聞) 
              
 1020号(H26・12.・.17)
 1 変わりゆく生徒会選挙 立会い演説会の態度は  どう?
 2 今年最後の資源回収
 3 市内中学校生徒会の意見交換会
 ※ マックポテト「S」だけ (朝日新聞)

 1019号(H26・12.・1)
 1 生徒会役員選挙 リーダーを決めるのはあなた
 2 県コンクールで『東中新聞』2年連続「最優秀賞」 
 3 ロードレース大会 本番は12/8
 ※衆院選の争点「憲法」 (神奈川新聞)  

 1018号 (H26・11.・12)
 1 クラスのための学級新聞
 2 身だしなみチェック
 3 ピアサポートって
 ※香港・タイ・台湾人の「訪れたい日本の都市」 ・横浜「訪れたい」10位以下 (毎日新聞)



 2015年2月1日更新
 
 本の紹介
 『新聞は、あなたと世界をつなぐ窓』  木村 葉子・著 (毎日小学生新聞編集次長)
 
 武 勝美様
 いつも大変お世話になり、ありがとうございます。この度、「新聞は、あなたと世界をつなぐ窓」を汐文社から出版いたしました。
 今年は新聞の真価を問われる事柄が、さまざまございました。新聞の購読率は下がる一方で、新聞業界には逆風が吹いてい
ます。
 そんななか、幼くても社会の一員であり、地球人である子どもたちに向け、「社会とつながる窓」としての新聞を知ってもらいた
いと執筆しました。早いもので、毎日新聞に入社して二十数年がたちました。これまで、「教育に新聞を」(NIE)活動の一環で、小
学校を中心に100回以上の出前授業をして参りました。多くの子どもたちに新聞ができるまでや、新聞の読み方、あふれる情報
の中で自分の考えを持つことの大切さなどを話し、「新聞の種」をまいてきました。
 これらの経験を踏まえ、記者として見てきた新聞作りの裏側や、新聞によって広がる世界、得られる力などを子ども向けにわ
かりやすくまとめました。子どもだけでなく、多くの大人の方にもぜひ手にとっていただき、新聞の良さを再認誰していただきたい
と願っています。
 出版がかないましたのも、一重にこれまで私を見守りご指導いただいた多くの方のおかげと、心よりお礼申し上げます。感謝
の気持ちを込めて拙著をお送りします。ご一読いただければ幸いです。来る年も皆様にとって良き年となりますよう、お祈りして
おります。今後とも、どうぞよろしくご指導くださいませ。    2014年12月  木村 葉子


 毎日新聞の「全国学校新聞コンクール」との関わりで木村さんにお会いしたのは10年くらい前でしょうか。木村さんのご主人K
さんも新聞人。そのKさんは秦野生まれ。Kさんのお母さんは「PTA広報の秦野」の先駆者の一人。『エコー』の読者です。この
つながりは、まさに「新聞は、あなたと世界をつなぐ窓」です。  武



 2014年12月1日更新

 第64回神奈川県中学校・高等学校新聞コンクール 
                                    主催 神奈川新聞社・神奈川県学校新聞コンクールの会 (2014年11月21日・表彰式)
  
 最優秀賞に『東中新聞』   

 【中学校・学校新聞の部】

 最優秀賞   秦野市立東中学校
 優秀賞     横川崎市立稲田中学校 
 優良賞     川崎市立今井中学校 
 佳 作      相模原市立大野南中学校 川崎市立生田中学校 
 努力賞    川崎市立白鳥中学校  川崎市立菅生中学校 横浜市立篠原中学校 


 【中学校・学級新聞の部】

 最優秀賞   川崎市立白鳥中学校3-1 
 優秀賞    川崎市立金程中学校3-3 
 優良賞    川崎市立はるひ野中学校1-2 
 佳  作   川崎市立南生田中学校2-2 川崎市立有馬中学校2-6  川崎市立はるひ野中学校2-3 川崎市立富士見中学校2-6  川崎市立今井中学校3-2             
 努力賞     川崎市立宮崎中学校2-1  川崎市立生田中学校3-4  川崎市立富士見中学校3-4  川崎市立今井中学校3-3  川崎市立宮崎中学校1-6  
         川崎市立大師中学校3-E  川崎市立長沢中学校1-5   横市立領家中学校2-4 相模原市立大野南中学校2-6
 奨励賞     秦野市立北中学校2-3  川崎市立白鳥中学校2-5
          
 

014年11月1日更新

 秦野市P連・情報委員会主催  2014PTA広報紙クリニックのまとめ  

                                     講 師   武 勝美 先生
                                     日 時   2014年9月12・17・24日 9時30分~12時
                                     会 場   秦野市立東公民館

 1 質疑・応答
 A中学校 
  部活動紹介で部長にアンケートをとり、部長の氏名を載せようとしたら学校側からNG。     
  写真の掲載の可否についても四月に全会員に聞いている。現在30人ほどの会員が辞退されている。そのため紙面に掲載する写真選びが大変。
 回答 
  先生方と話し合いを深めてほしい。PTA広報の役割、会員に発行が待たれていることなど訴えたい。難しいだろうが挑戦してください。
 B中学校 
  過去のアンケート調査を生かし、現在の生徒にアンケートをお願いしている。アンケートの結果はすべて載せなければいけないのか。評価は先生に頼んでもよいか。
 回答
  先生に評価を頼むのはOK.必要な項目に絞って載せるのも良いのではないか。全部載せる必要はない。過去と同じようなアンケート調査を実施するときは5年、10年などタイムスパンを意識しましょう。
 C小学校
  欄外の書き方「発行日 題字 号数」は見開きのページも同じように書くほうがのがよいか。
 回答
  その書き方(表示の仕方)が一般的です。

 2 武勝美先生のまとめの話
  新聞で「19歳(男)が秦野市内の女子中学生(2年)にわいせつ行為をしたということで逮捕された」。「Lineで知り合ったと」と報じられた。
  YouTubeにアクセスし危険なサイトに入ってしまった例(小5・男子)も聞いた。各家庭でのスマホ、PC、携帯などのの使用ルールを持ちたい。
  全国学力検査(中3)で、スマホの使用時間と数学の点数の比較がされている。スマホの使用時間30分以内と4時間以上で正答率は20P違う。学力の向上には「本・新聞(読むこと)と親子の会話」が大切、との分析もある。
  スマホは、これからは生活には必要、欠かせないものだが、危険な、怖いものでもある。
  P広報で記事にするのは難しいかもしれないが、企画・編集会議の中で話題にしてほしい。家庭内でも話題に。

 武先生からの資料

 県下のある中学校のP広報紙に載せられたアンケート(2014 /6実施)

 ①)専用の
  ・スマートフォン所持率     中3 80㌫   中2 46㌫   中1  36㌫
  ・携帯電話所持率       中3 36㌫    中2  26㌫    中1  16㌫

 ②使用するサイト
  ・YouTube            中3  82㌫    中2 92㌫   中1 90㌫ 
  ・Line                 中3  82㌫    中2 56㌫    中1 38㌫
  ・ゲームサイト         中3  32㌫    中2 35㌫   中1 66㌫
  ・SNS               中3  36㌫    中2 26㌫   中1 12㌫

 ③使用する上での家庭内の決まりは無い
                   中3 86㌫    中2 75㌫    中1 56㌫

 スマホ・・ケータイ・PCなどが生み出すかもしれない問題について考える広報を。

 (1)見せる広報から読ませる広報に。レイアウトはうまくなっているのでこれからは記事で勝負 ⇒ 読ませる広報を。
 (2)連続性も考えたい。アンケートをとって更にそのことで対談するなど(第2号で)
 (3)前年度発行された広報紙をしっかり読もう。→ そして企画会議でその読後感を述べ合おう。そのことから次号のテーマが見えてくるのではないか。
 (4)広報は耕報」 広報づくりで自分を耕やそう。そして豊かな実りを。「やってよかった広報委員!」を実感してほしい。  (記録・市P連情報委員会)





2014年10月3日更新

百 花 繚 乱  


 
 平和旅新聞
 世界文化遺産の「広島の原爆ドーム」を家族で訪れたYさん(小6)は、その印象を「平和旅新聞」にまとめた。 私が心を打たれ
たのはその新聞の発行日。一般的には新聞の発行日は新聞が完成した日になる。Yさんは8月22日に会場で最後の記事を書い
ていた。その記事は折鶴の千羽鶴で囲まれているという独創的なもの。
 原爆症で亡くなった佐々木さんが、回復を願って薬の包み紙で千羽鶴を折っていたとことを知り、「みんなで平和を願って千羽鶴
を折りませんか」と呼びかけている記事。新聞の発行日を「平成26年8月6日」にし、さらにその下に「69年目の夏」と記したことに
Yさんの心を知った。

 道祖神新聞
 小3のFさんの新聞は『道祖神新聞』。家族で安曇野に旅行し、その時に出会った彩色の道祖神に興味を持ち、今住んでいる寺
山の7つ道祖神の写真を撮り新聞にした。Fさんは地域の年配者(私もその一人)にも取材した。
 私が道祖神の講演をするときに使いたいので借りる約束をしたほどキレイに仕上がった新聞。

 パパ新聞
  『パパ新聞』は小3のH君の作ったもの。H君のパパは「ぼくがほいくえんのときにびょうきになり車いすになりました。」と新聞に書
いた。そのパパは車椅子通勤で東京で仕事をしている。パパの仕事の一日を密着取材し新聞にした。編集後記に「パパの事をいっ
ぱいしることができて、よかったです」と書かれている。

 桜田門新聞 etc
  「東日本大震災のことがこのごろあまり新聞に出ていないので」と『地震新聞』を作ったM君は小学校6年生。「ダンゴムシとゾウリ
ムシの食欲」について調べた新聞は6年生のT君。キャベツの栽培新聞は4年のNさん。寿司が好きなKくん(小5)が作ったしんぶんは
『マグロ新聞』
 見学新聞は、富岡製糸場(小6・Iさん)、宮ヶ瀬ダム(小1・N君)、アイスクリーム工場(小5・Iさん)なと。「警視庁に潜入」と見出しをつけ
た『桜田門新聞』(小5・Fさん)も良いレポートが出来ていた。




2014年9月6日更新

 「親子壁新聞づくり教室に参加して」

 新聞づくりでわが子の成長を感じました
 小5の娘は、以前から興味のあった砂糖について新聞を作りました。講習会で配られた大きな白紙を前に、しばらくは親子で
首をひねっていました。しかし、資料を集めて読み進める娘が新情報をいろいろと教えてくれました。「それを新聞に書けばいい
のかな?」と声を掛けると、アイデアも浮かび、少しずつ新聞らしくなっていくのが、とても楽しかったです。
 記事作りでは、限られた字数で文を考えたり、何度も読み返し、読みやすい文にしたり、目を引く様にイラストや文字の大きさ
を工夫したりなど、子ども自身が頭を悩ませ、まさにコツコツと地道な作業でした。私のアドバイスを、読み手の意見としてきちん
と受け止める様になった娘の成長も感じました。
 講習会終了後に「どこまでアドバイスしてよいのか迷いました。」と武先生に伺うと、「親子壁新聞教室だから一緒に作っていい
んですよ。」と。高学年になった娘と貴重な時間を過ごせたと改めて思いました。    齋藤 由美

 『砂糖新聞』     齋藤 葵(小5)
 新聞を作るのにいろいろ調べた。砂糖の種類、砂糖のとけ方、砂糖を使う料理のことなどわかった。壁新聞ははじめてだった
ので、はじめなにをすればいいのかわからなかったが、さいごはうまくできてよかったです。『砂糖新聞』を作ってよかった。


 『夏の思い出新聞』   山田 愛弥(小5)
  新聞を作るのは難しかったけど、楽しかったです。記者の人たちは新聞を半日でつくってしまうのですごいなと思いました。

『ヒロシマ新聞』   大瀧ミチル(小6)
 2泊3日の広島見学だったのでどれをのせるか迷いました。とうろう流しや碑めぐりのことも書きたかったです。自分の体験を
わかりやすく伝えることに苦労しました。レイアウトも難しかったです。

『キャベツ新聞』   中津川有加(小4)
 こんかいで3回目です。きょ年より色をうまく使って出来たと思います。写真をどこに貼るのか決めるのがむずかしかったです。

 『道祖神新聞』   ふく村こ子(小3)
 初めて新聞を書いたけど、さいごまで書けてよかったです。道祖神について調べいろいろわかってべんきょうになりました。ま
た新聞をつくるときがあったら書いてみたいです。すごく楽しくておもしろかったてす。

 『夏のたのしみしんぶん』   すず木はるき(小2)
 まい年、夏休みのりょ行がたのしみです。とくに、このときしかあえないと山のいとこにあえることです。たくさんのいもうとやおと
うとがてだき日だからです。しんぶんをかいていたら、もうつきの夏休みがたのしみになりました。





2014年8月9日更新

 全国新聞教育研究協議会は毎年「全国新聞教育研究大会」を夏休み中に開催している。今年は8月1・2日に第57回大会を
千葉・市川市で開いた。この大会に合わせ会報『新聞教育』も発行される。その第77号(2014年8月1日発行)iの『ブロックニュ
ース・北から南から・各地の新聞教育活動の紹介』のページに秦野の新聞活動が次のように報告されている。

 神奈川・秦野市の新聞教育活動   
  これからも秦野市全体で新聞活動を推進していきたい

 昨年10月、秦野市立東中学校の『東中新聞』が1000号を発行しました。そして、『東中新聞』は、第63回全国小・中学校・PTA
新聞コンクールの学校新聞の部において「文部科学大臣賞」を受賞し、1000号の発行に対して毎日新聞・全国新聞教育研究協
議会から「特別賞」が贈られました。1950年に創刊され、64年間の歴史を積み重ねた『東中新聞』は、これまでの在校生と先生
方の力、そして支えがあったからだと思います。
 今年度、中学校の新聞研究部会では、経験の浅い職員を対象に新聞づくり講習会が復活することになりました。ここ数年、新
聞のつくり方がわからない、記事の書き方がわからないなど若い教員からの声があり、3月に退職された前東中学校長の石田
崇男氏を講師に迎え、夏季休業中に行われます。
 PTA広報では、第63回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの「PTA新聞の部」において西中学校の『陽光』が最優秀賞に、西
小学校の『西のいぶき』が優秀賞を受賞しました。このように毎年、全国や県のPTA広報紙コンクールでは秦野市内の多くの小・
中学校の広報紙が入賞しています。これには、秦野市PTA連絡協議会が主催している「広報クリニック」や「広報技術講習会」の
実施が大きいと思います。全新研の武勝美氏が講師を務め、PTA広報紙の役割や作り方のノウハウを学んだり、発行した広報
紙に対する意見をもらったりしています。
 今回の市川大会では、PTA分科会で西小Pの「西のいぶき」が実践発表を行います。広報委員会の取り組みや広報づくりの喜
怒哀楽など、充実した内容の発表を聞くことができると思います。
 生徒、保護者、学校職員が新聞の役割を理解し、今後も秦野市全体で新聞教育活動を推進していきたいと思います。
                                               全新研理事  谷津 裕(秦野市立大根中学校)

  

 7月30日の東公民館の「親子でがへ新聞をつくろう」の講座(下のチラシ)の参加者

 ・新聞づくりの児童(小1~小6)34名 
 ・保護者や幼児を含めトータルの来場者は59名、 
   お父さん1名  ピーター8人(なんと4年連続が3人も)

2014年7月1日更新

親子かべ新聞づくり  この夏は秦野・茅ヶ崎・松田で




2014年6月1日更新

 平成25年度神奈川県PTA広報紙コンクール  神奈川県PTA連絡協議会 (5月15日発表)

  秦野が上位三賞を

 最優秀賞(会長賞)    秦野市立西小学校PTA「西のいぶき」
 優秀賞(県教育長賞)   厚木市立戸室小学校PTA「広報とむろ」
   (神奈川新聞社賞)  秦野市立西中学校PTA「西中PTA陽光」      
 優良賞             秦野市立南中学校PTA「みなみPTAかけはし」
                   綾瀬市立綾瀬小学校PTA「くすのき」
                伊勢原市立中沢学校PTA「ききょう」
 奨励賞            横須賀市立浦郷小学校PTA「浦郷だより」
                  横須賀市立田浦中学校PTA「しおじ」
                  横須賀市立長井中学校PTA「暖流」
                  藤沢市立藤ケ丘小学校PTA「藤ケ丘」
                  茅ヶ崎市立西浜小学校PTA「にしはま」
                 寒川町立寒川東中学校PTA「ひがし」
                  相模原市立富士見小学校PTA「Smile」
                   相模原市立大島小学校PTA「おおしま」
                   相模原市立大野小学校PTA「おおの」
                  海老名市立柏ヶ谷中学校PTA「柏ヶ谷」
                 座間市立立野台小学校PTA「たち野」
                  綾瀬市立綾北小学校PTA「輝き」
                  伊勢原市立竹園小学校PT「わかたけ」
                  大井町立大井小学校父母と先生の会 「広報おおい」
                  松田町立松田中学校PTA「かぐの実」
                   湯河原町立湯河原小学校PTA「けやき」
                 小田原市立富士見小学校PTA「ふじみPTAだより」
                 小田原市立酒匂中学校保護者と先生の会「会報酒匂」
                 小田原市立城北中学校PTA「城北」
                 厚木市立清水小学校PTA「清水」




2014年5月1日更新

PTA広報づくり この一年を振り返って NO2

 広報活動の一年は人生の〈宝物〉                 浜野すみ江
 広報委員としての喜びは広報紙が出来上がったときです。とくにうれしかったのは第1号のときでした。委員会が動き始めたのが四月半ば。それから二カ月後の六月に発行するというハードスケジュール。レイアウトなどという言葉さえ知らない広報初めてのメンバーばかりです。表紙の写真に悩み、先生や役員の顔写真の撮影は失敗しないだろうか、など心配ごとばかりでした。それでも、仕事を持つメンバーも時間を調整して集まってくれ、がんばりました。それだけに印刷所から届いた広報紙を手にしたときの喜びは大きかったのです。
 悔しかったことは、企画が学校側からNGになったこと。改良して再提案したのですがNG。他校では似たような内容が記事になっているのに…。悲しかったことは、第1号での先生紹介で名前の校正ミスをしてしまったことです。委員みんなが落ち込みました。でも二度とこんなミスはしないと誓いました。
 楽しかったのは企画会議。ワイワイ、ガヤガヤのおしゃべり。このメンバーに出会えてよかったです。広報づくりのこの一年は、私の人生の〈宝物〉になりました。


 ガンバリました 最終号の入稿は3月10日           立石 初恵
 3月20日、今年度最終号を発行することができました。5日の総会と学級懇談会までは記事にすると年度当初に決めていたので、入稿日の10日までバタバタでしたが、やり遂げました。この最終号の8ページに、広報委員会が大きなスペースを取っているのには理由があります。それは、学校から「広報委員はハードルが高いように思われ、敬遠されがち。広報は誰でも作れるし、広報委員になるとこんな良いことがあるということを紹介してほしい」というお願いがあったからです。先生方は、私たち広報の活動を理解して下さっている、とうれしく思いました。このことを心に、委員全員が広報への思いを書きました。
  「忙しい一年間」でしたが、自分たちで作った広報紙が学校に関わるたくさんの方に届いていると知ったとき、PTA広報紙が果たす役割の重要さを実感し、「充実した一年だった」と満ち足りた心境の今の私です。
  

 大変なときもあったけど 充実した一年               飯塚 貴子
 広報は初めての経験、こんなにも忙しい委員会とは知らず、とても不安でしたが、委員長さんはじめメンバーの誰もが手を抜かない姿を見て「私もやらなければ」とスイッチ・オン。
取材に行くと、子供たちは、積極的に話を聞かせてくれました。先生方も質問に真剣に答えてくださいました。普段の学校を見ることができたのも貴重なことでした。正直言って大変なときもありましたが、いろいろなことが勉強でき、よかったです。
 その締めくくりが全国コンクールの入賞。このような貴重な経験をさせてもらえたことに感謝しています。
 

 情報委員になってよかった                        榎本 久子
 この二年間、貴重な経験をたくさんさせていただきました。情報委員になってよかったなあ、心から思っています。「市P連だより」の編集・発行では、情報を伝える難しさを実感しました。そして完成したときの喜びの大きさもじっくり味わいました。その「P連だより」づくりの川柳です。
  手がかかる子ほど愛しい「P連だより」
  〈君〉に会えると胸弾ませる発行日    


 出会いの喜びを堪能                             飯塚 美幸
 一年前「新たな出会い」を求めて引き受けた情報委員。広報づくりは未経験なのに「P連だより」の編集リーダーになり、人との関わりについて学ばせていただきました。また編集会議での熱い議論も私にはたいへん刺激的なものでした。今パソコンを開けばニュースをはじめ多くの情報を得ることができますが、自分が必要とする情報しか見ていない人が多いとか。でも、新聞を開けば、見出しが苦手な政治についても私に何を訴えているかが分かります。「秦野P連だより」の発行に関わったことで、新聞の読み方も変わりました。本当に充実した、楽しい一年間でした。    
 

 広報の発行は出産と同じ
 広報の副委員長を引き受け、あっという間の一年間。昨年の今ごろは、この先一年がどうなるのかと不安でいっぱいでした。委員長に「最初の一号ができれば大丈夫」といわれ、必死に取り組んだ四月、五月。発行日その第一号を手にしたとき「私にもできる」という自信が持てたのでした。それから二号、三号、そして最終号。今は一年前の心と違って喜びでいっぱいです。「広報の発行は出産と同じ」と聞かされたのですが本当でした。今年は5回出産したことになりました。苦しみの後の大きな喜び、そして愛情。広報の発行は出産と同じです。 同じ志を持って集まった仲間と『西のいぶき』、これは私の宝です。武先生にはたくさんのアドバイスをいただき、未知の世界だった「広報づくり」の楽しさを教えていただきました。ありがとうございました。     田中小百合
   

 得たものはたくさん
  一年前の今ごろは、わたしにできるのかしらと不安いっぱいでした。四月から連日学校に出かけ、取材、編集作業、帰ってからはパソコンと格闘、そして家事。その家事は少し手抜きになってしまいましたが、(今年はそのお返しを家族にするつもりです)、 得たものはたくさんありました。取材で出会った子供たちの可愛らしさ。普段の学校の様子を見ることができたこと。先生方の大変さ。そして広報委員としてだけではなく仲間としての絆が深まったこと。これらのことは広報委員でなければ得られないものです。充実した一年でした。『西のいぶき』と武先生との出会いはかけがえのない宝物になりました。     羽生 美保


 二度目の広報委員
  「広報 やってくれない?」と頼まれたとき、仕事もあるし、二度目の広報でもあるので正直悩みました。でも、経験者として頼まれたのだから一年頑張ってみようと決心しました。仕事の無い日はほぼ広報、土日はスポ少、と忙しい毎週でした。こうした中から発行された広報紙を「読んだよ」とか「保存しておくよ」などと言ってくれる友達の言葉に、また頑張る気持ちが高じたのでした。     井添三香子


 新聞を読む目が変わった
 一年間広報を作ってきて感じたことは「広報づくりは楽しい!!」ということです。委員長をはじめパソコンを担当した人は本当に大変だったと思いますが、私は学年担当として自分の子どものイベントを取材するだけでしたので、ただただ楽しかったのです。でも私も成長したことがあります。広報クリニックで武先生の話を聞き、購読している新聞を読む目が変わりました。それからは記事を書くときも新聞記者の気持ちになったりしました。コンクールで賞を獲ることができうれしかったです。     東亜矢子


 機会があったらまた広報を
 Mさんから「一緒に広報やろうよ」と誘われたのは一年前。Mさんとは子どものコミュニテイが一緒で三年間のお付き合いになります。悩むことなく広報委員になりました。とは言うもののパソコンはできず、写真も素人、でも委員長が学年担当の取材を割り振ってくれたので楽しく活動できました。「広報は大変」という風評は、私の中から完全に消えています。
広報委員なったお陰で、子どもたちの普段の姿を見ることができました。先生方や他のPTAの役員・委員さんと意見交換ができたことは良い経験でした。本当に楽しい、充実した一年間でした。機会があったらまた広報に関わりたいです。    中野さやか





2014年4月1日更新

 平成25度 秦野市PTA広報紙コンクールの結果 (平成26年3月15日)

 ◎優秀賞  「西のいぶき」西小学校  「西中PTA陽光」西中学校  「みなみPTAかけはし」南中学校 
 
 ◎優良賞  「ふれあいの丘」渋沢中学校  「ほんちょうの森」本町小学校  「ひろはた」広畑小学校  「おおね」大根小学校  「いっぽ」鶴巻小学校  「カリヨン」上小学校 

  
 ◎部門賞
  ・企画賞  「北中PTAだより」北中学校 「南の風」南が丘小学校  「南が丘」南が丘中学校  「さくら木」南小学校
  ・レイアウト賞  「ぎんなん」東中学校  「くず葉」末広小学校 「せんだん」東小学校   
  ・記事賞 「まいづる」鶴巻中学校 「稜線」北小学校  「大根中PTA」大根中学校 
  ・写真賞  「しぷしょう」渋沢小学校 「丹沢の風」本町中学校  
  ・見出し賞  「ほりかわ」堀川小学校 



 PTA広報づくり この一年を振り返って 

 広報づくり 喜怒哀楽                              前原 景子
 「広報委員って大変でしょ」と質問されると「確かに大変なこともあるけど、すごく楽しいよ」と私は答えます。
広報紙作りは出産と同じようなもので、編集中は、産みの苦しみを味わいます。ただ、発行してしまうと、その大変だったことがうそのように忘れてしまい、また次の号の編集に入ると「あ~、そうだ。この大変さがあった」と思い出す、その繰り返しでした。
 「結婚して主婦になり、子どもを出産し、その子どもが成長して小学生になったから、仕方がなくPTAの広報委員になった」。
ただそれだけのことですが、この「広報委員になった」ということは、私にとって大きな転機で、それを1番感じることは、偶然、一緒に委員会をやることになった人が、「委員会の人(ママ友達)」という関係から、「自分自身の友達(仲間)」に変化することでした。苦楽を共に過ごした仲間がいること…それは、私にとって大きな誇りで、財産です。
広報委員として楽しく活動できたのは、同じ目標に向かって走り続けてくれた仲間とそれを温かく見守ってくれた方々、そして家族の理解があったからこそだと感謝し、これからも多くの方に「広報委員にしか味わえない楽しさ」を味わってほしいと願っています。
 【この一年、広報委員会の企画・編集会議で食べたもの】・そうめん ・クラムチャウダー ・カレー ・ケーキ(数回) ・すいか ・とうもろこし ・おはぎ ・だんご ・市販のお菓子数知れず。

 
 「百聞は一見にしかず」 広報委員って結構楽しい        秋山 千春  
 子供の通う学校ではPTA委員はポイント制。そのポイントにおびえ、一番人気のない広報へ。お恥ずかしい話ですが、今まで広報を見るのは我が子が載ってないかくらいであまり真剣に読んだことはありませんでした。
 パソコンは広報いいんになったお陰で怖がらずに触れるようになりました。委員紹介で「パソコンが出来なくても大丈夫!」とよくありますがこれは本当かも!?
 委員会では、学生時代の部活のように楽しい中にも真剣に意見を言い合い又、母として女性としての話で盛り上がり時間が過ぎていった事も多々ありました。でも、そんな中でアイデアもたくさん出てきました。雑談も無駄ではないと思います。子供達の学校生活、先生方の考え、同じ母親同士の考え、色々な事を知る事ができ、自分自身も成長出来たと思います。一人ではない、小さな事でも自分が出来る事をやり、皆の小さな力を合わせればそれは、大きな力となり広報紙は形として出来上がります。
  いつも子供に「頑張れ!」という私達母親もこの一年楽しく頑張れた喜びでいっぱいです。又、反省会では先生方が「私達大人も、そして子供達も夢中になりもう少しもう少しと、とても読みたくなる広報紙でした。」と有難いお言葉も頂きました。
 広報委員になり最初にたてた目標は「大人にも子供にも興味を持ってもらい、手に取り読んでもらえる広報紙をつくろう。」この目標を大勢の方のご協力により、委員16名で達成することが出来ました。「百聞は一見にしかず!」広報委員、結構楽しいですよ。


 次の委員決めでは初めから広報委員会を選ぶ            北村 明子
 昨年春、委員会決めの集まりに出向くにあたり、私は一番楽そうな委員会を希望していました。しかしそこは希望者が多く、早く帰りたかったということもあり、早々に希望者ゼロの「広報委員会」への移動を決めました。広報委員会は大変だとは知っていましたが、カメラが得意だったこともあり、手持ちの一眼レフが生かせるかも? という程度の気持ちでした。
この一年を振り返ってみて嬉しかったことは、やはり全国新聞コンクールで努力賞を頂いたことと、運動会で堂々とトラック内に入って間近かから子供たちを撮影できたこと。これは役得でした!
怒りの念をおぼえたこともありました。「言論の自由」と言うと大げさかもしれませんが 発行にあたり学校側のチェックが入り、表現の制限を受けたことは何とも地団駄を踏みたくなる思いでした。
哀しかったことは、それぞれのご家庭の事情により委員さんが辞めてしまったこと。そのために、なんと私は本年度四代目委員長なのです。
しかし、どの委員会よりも集まる回数が多いため、委員さん同志の絆が深くなっていくことは楽しいことでした。
今振り返ると、とてもとても忙しかったことは間違いありませんが、これ程充実と達成感を味わえる委員会は他にはなかったと思います。広報委員になって本当に良かったとおもいます。次回の委員決めでは初めから広報委員会を選ぶでしょう! 


 周囲の協力が広報委員会を活発に                   高橋 美香                                       
 昨年に委員をやって、今年は委員長をやらせていただきました。委員長だから感じたことなのか、それとも昨年度の広報紙がいくつかの賞をいただいた効果からなのかはわかりませんが、昨年とは違うと感じたことがありました。それは周囲の方々のたくさんの協力でした。記事作成のために先生、生徒、保護者にアンケートを行った時のことです。回収率が昨年よりも高くてびっくりしました。特に保護者からの回答率が、昨年の3倍近くに上がっていたのです。あとで聞いた話ですが、そこには先生の働きかけがあり、生徒も協力的で親にアンケートを頼み、保護者も子どもの要求に応えてアンケートを出して下さっていたのです。おかげで委員さんたちはアンケートの集計が大変でしたが、回収したアンケートの情報の多さに、委員さんたちの広報紙に対する意識も変わり、集計中もいろいろな話がたくさん飛び交って記事のネタにもなりました。そして広報紙が上手くまとまらない時は、必ずと言っていいほど武先生に相談させていただきました。武先生は魔法をかけて下さるかのようにいろいろなアドバイスやお話をして下さいました。ご指導を本当にありがとうございました。たくさんの方々に支えられ広報紙を作ることができたこの一年間は、感謝の気持ちと共に喜びの気持ちでいっぱいです。たくさんの周囲の方々の協力は、目に見えれば見えるほど広報委員会を活発にしてくれました。それは思いがけない、かけがえのないものでした。


 4月から高校で広報つづくりを                      小野 里枝
 1年前、2年務めた本部役員を終え「最後の1年はボランティアでもやろう」と考えていました。そんな折「どうしても決まらない、受けてほしい!」と広報委員長を頼まれました。役員決めの苦労は理解していましたが、正直「えー!広報?」という気持ちでした。
 経験もなく、過去の受賞歴にプレッシャーを感じ、最初は不安だらけでした。でも武先生が「その年々のやり方でやっていけばいいんだよ」と言っていただき、心がスッと軽くなりました。「やるなら楽しく今年らしく」と腹を決め、副委員長の中井さん、委員やボランティアのみんなと力を合わせ、年5回、広報紙を発行することができました。仕事を持つメンバーも多く、全員集まれないことがほとんどでした。その中で一人一人が、できることに積極的に取り組んでくれました。
 取材を通じて先生方から貴重なお話が聞けたり、子どもの為に努力される姿に接し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。またどの子どもたちも素直に、礼儀正しく接してくれて感動しました。
 広報活動の中で様々な出会いがあり、いろいろな経験をさせてもらいました。大変でしたが、仲間に恵まれ充実した時間でした。 武先生、1年間大変お世話になりありがとうございました。4月からは息子の入学する高校で広報委員をやります。新しい出会いが楽しみです。





2014年3月1日更新

                                                          平成26年2月6日発表
  
毎日新聞・毎日小学生新聞・全国新聞教育研究協議会主催
    
第63回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの結
           
 「東中新聞」に文部科学大臣賞 PTA広報は西中・西小でワンツーフィニッシュ


 [学校新聞の部]
   文部科学大臣賞     秦野市立東中学校

 [中学校学級新聞の部]
    佳 作          秦野市立西中学校3年5組

 [中学校学習新聞]
    佳 作          秦野市立西中学校

 [PTA新聞の部]
   最優秀賞         秦野市立西中学校PTA
   優秀賞・毎日新聞社賞 秦野市立西小学校PTA
   佳 作           秦野市立南中学校PTA
                  秦野市立本町小学校PTA
   努力賞           秦野市立北小学校PTA
                  秦野市立南が丘小学校PTA
                  秦野市立大根小学校PTA

 ※ 特別賞           秦野市立東中学校 
                    毎日新聞・全国新聞教育研究協議会より特別表彰(「東中新聞」の1000号発行に対して)





          このコンクールの全入賞校は「全新研」のホームページに掲載されています。私のホームページの「リンク」から「全新研」のホームペーシに入って見てください。



2014年2月1日更新

 今も広報委員の皆さんと成就感を共有できる喜び
 お久しぶりです。一昨年度、昨年度と広報委員を務めていました中山です。その節は大変お世話になりました。
 広報委員は、現在高1の長女が小学校3年の時が1回度目でした。そのときは何もよくわからず、文字通り「試行錯誤」、必死にパソコンに向かいました。中学で広報委員を受けた年は200号記念号を発行するということで、レイアウト、記事の書き方、そして記念号でなければ出会うことのない方々との出会いなど、たくさんのことを学びました。それだけに記念号ができたときの喜びは、今でも忘れられません。
 広報委員を終わった今年、一読者として広報紙を拝見するとき、委員の皆さんの大変さや成就感を共有でき、これもうれしいことです。
 現在は事情であの頃のようにあまり時間をとることができません。前年度の広報委員をさせていただいたことが、PTAの役員ができる最後の年だったようです。 先生との出会いを含めいろいろな経験ができたこと、うれしい限りです。
 ECHOによれば、全国あちこちにお出かけのようですが、くれぐれもご自愛ください。   中山かおり


2014年1月1日更新
   
                        ▼ 「PTAかながわ」 第84号  平成25年12月3日発行  発行者神奈川県PTA協議会




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