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PTA広報づくり なんでも相談室 (無料です)

学校・学級新聞づくりのアドバイスも
 
ご質問・ご相談は直接お答えすることを原則としています

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 回答者 武 勝美(たけかつみ) エコー教育広報相談室代表(元公立中学校長)

  プロフィール

  「新聞づくりは仲間づくり」をモットーに1960年から在任校で学校・学級・PTA新聞づくりを指導
  (在任校は全国コンクールで7回の『日本一』を獲得、その他文部大臣賞など受賞多数)

  ・NHK学校放送番組企画委員(5年間) ・神奈川新聞の『紙面直言』欄を担当
  ・秦野市制50周年記念「市民が作る広報はだの」編集委員長(2005年)

 
現 在
  ・全国小・中学校・PTA新聞コンクール運営委員兼審査員

 
 ・全国新聞教育研究協議会参事 新聞教育支援センター理事
  ・「新聞づくり」「子育て」などをテーマに講演や執筆活動を行なっている
   2009年度のPTA広報づくり講座の講師として下の区・市・町(含む・単P)から招かれている
  
(文京・渋谷・荒川・中野区、柏市、秦野市、相模原市、伊勢原市、湯河原町、
   大井町、中井町、松田町、真鶴町、寒川町)


 主な著書
  「新聞教育の研究と実践」駿台書房/ 「新聞づくりは仲間づくり」夢工房
  「父母と手を結ぶ学級通信12か月(共著)」明治図書 /「朝会の話集 春の朝」夢工房 
  「中学生に与えたい講話・話材集(共著)」小学館 /「校長例話集〈共著〉」学事出版など

                   
       エコー教育広報相談室  武 勝美
                                      〒257−0023 秦野市寺山 519
                                       Tel・Fax  0463-81-4276  (9:00〜16:30)

         
     

PTA広報紙・誌づくりの相談の内容例

・初めてPTAの広報委員になり、編集後記を書くことになりました。「編集後記」は何のためにあるのですか、何を書くのでしょうか。PTA広報に何を書いたらいいのですか
 広報の役目は、文字通り「広く伝える」こと。会員がどんな情報を求めているかをしっかり押さえることが大切。PTA活動の報告や予告は外せない。
 

「編集後記」ってなんですか
 記者として《客観的に書いてきた記事》に対して、編集者として、《情緒的》に「自分たちの思い」を書くのが編集後記。その号を作り終えたときの素直な感想を書く。読者が広報を身近なものに感じる欄が「編集後記」。

子供の情報だけでも喜んでもらえるのですが
運動会、学校祭、遠足などの子供たちの様子を伝えるPTA広報が喜ばれるのは事実。でも、子供の活動の写真ばかり載せているだけでは、PTA広報の本来の役割を果していない。PTA広報は《学校だより》でも《学校新聞》でもない。子供たちの生活にも目を向けた《考え・話し合う》ための紙面づくりをしたい。「健康」や「勉強についていけるか」のような、子供一人ひとりの生活や心配事なども紙上で考えてみたい。
《部活動の表彰》の紹介について。「運動でがんばる子は素晴らしい。作文や絵でがんばる子も素晴らしい」

載せたい記事がいっぱい…どうしよう
 広報に載せたい記事や情報がたくさんあって、「どうしよう」と悩む。そんなとき、先ず考えたいことは、記事の大切さ・重要度―「この記事は、今ウチの学校にとって必要かどうか」を検討すること。それによって、記事の大きさ、置く場所が決まる。「この記事は残念だが、載せるスペースは無い」とボツにする場合もある。
『人』を取り上げると読んでもらえるが、A4・1ページを一人の先生に与えるのは【紙面ジャック】。コンパクトに書くことでいっそう伝わり方が強まる。

特集を組みたい
「狭い通学路の入り込む通勤者の車1100台、それに対向しながら登校する児童・生徒363人」を写真とルポで報じた特集が行政を動かした例がある。特集のテーマは常に「子供のために」でありたい。
・こんな特集もある
その例1
夏休み前に発行された号に付けられた付録は「先生に聞きました・『親子で楽しめるお奨めの市内スポット』」、手書きの地図まで付いている。
その例2
PTA広報は卒業アルバムや記念文集の代わりをするわけではない。「スムーズな進学のために」を特集し、中学校の紹介をしている小学校のP広報があった。授業や部活の紹介だけでなく、PTA活動も「〇〇小とちょっと違う仕組み」として取り上げている。

見出しに〈?〉や〈!〉を使うのは 
《縦書き》で作られていると紙面には「縦見出し」を使う。「横見出し」は必要に応じて使うもの。見出しに、(?)や(!)のマークは使わない。 !を付けないで「オォ」と思わせるのが見出し。

PTA広報のめざすものは
 広報の狙いは「広く伝える」ことにある。会員の声を聞いて何を伝えるのかを考えたい。PTA活動や子供たちの情報はたくさん取り上げ、「広く伝える」ということは大事。常に、会員が何を知りたいか、それをしっかり捉えて特集が作られることを望む。
運動会、学校祭、遠足などでの子供たちの姿を伝えると喜ばれるの事実。だが、子供たちの抱えている問題などにも目を向けた《考え・話し合う》ための紙面づくりも望まれる。「いじめ」とか「勉強についていけるか」のような、子ども一人ひとりの心配事なども紙上で考えてみたい。
「なぜ夏休みに個々面談?」という会員の声に、その答えを校長先生に求め急遽発行した広報委員会がある。広報の「報」という文字は「応える」という意味もある。会員の声に応えた編集姿勢はすばらしい。

多角的な取材を
 A4判の2、3面で「子供の留守番」の特集を組んだ広報委員会。保護者へのアンケート調査、子供へのインタビュー、さらに防犯、防災の面から警察署、消防署への取材などで紙面を作った。「子供の留守番」というこの企画とともに、その記事の深まりもあり会員の反響は大きかった。
新聞・広報は、《人》のことを書く。《読まれる広報》の絶対的条件の一つは、「会員の名前がたくさん登場する広報」と言われている。

編集会議では(情報の軽重をしっかりと量ろう)
 広報に載せたい記事・情報がたくさんあると「どうしよう」と悩む。そんなとき、広報委員として考えたいことは、記事の大切さ・重要度。それによって、記事の大きさ、置く場所が決まる。「この記事は残念だが、載せるスペースは無い」とボツにする場合もある。
部活動の表彰について一言「運動でがんばる子は素晴らしい。作文や絵画でがんばる子だって素晴らしい」。
「業者弁当」について紙面の70%強を割いた広報があった。興味あるテーマとして企画されたようだが、取材の方向性の検討が不十分だったように思える。

最初に確認しよう ウチの広報のスタイル(用紙の大きさ・文字の大きさ)
 @ A3判(新聞形式)なのか、A4判(雑誌スタイル)なのか。 A活字の大きさ、フォントを決める。全号同じスタイルにすると、読者が安心して読める。「裏面が白紙」はもったいない。

表紙全面を写真で飾るのは
 表紙は「第1ページ」でもあ。写真はもちろんですが、キャプションや小文なども活かし総合的にメッセージ性を強めることが大事。入学式や運動会など生徒たちの躍動感あふれる写真で大胆にレイアウト。ただしA4判・4ページ建てで1ページを表紙にしてしまうのは“ビミョウ”。

レイアウト
《縦書き》で作られていると紙面には「縦見出し」を使う。「横見出し」は必要に応じて使うもの。見出しに、(?)や(!)のマークは使わない。!を付けないで「オォ」と思わせるのが見出し。
読みやすくなるような紙面づくりには、@行間を考える。文字のつまり過ぎは読みにくい。読むのに疲れる A縦書きの広報だから《縦見出し》は欠かせない B必要に応じ二本見出しを C記事は縦長に流すように D人物が入っていない写真は使わない E記事が長いときにはリードが必要。

先生紹介
『人』を取り上げると読んでもらえるが、プライバシーも意識しましょう。A4・1 ページを一人の先生に与えるようなことはしない。コンパクトに書くことでいっそう伝わ方が強まる。(特定の先生に焦点を当て過ぎないように)

特集では
 H小の広報は6ページ建ての5ページがPTA活動の記事。表紙で、「特別会計」で購入した物の写真、さらに会費300円の使い道も紹介している。この二つの記事の上に「学校に行こう・総会と懇談会に行こう」と大きな見出しが置いてある。紙面構成が意図的で、センスのよさが表れていた。
 夏休み前に発行された号に付録が付けられた広報。素の付録は「先生に聞きました・『親子で楽しめるお奨めの市内スポット』」という特集で、手書きの地図まで付いている。取材の大変さを克服し充実の2ページが出来た。
「『子どもが学校で何をしているのか分らない』というお母さんたち」に広報は応えて、子供たちの様子を取り上げる、と書いています。「学校での生活」を伝えることは、PTA広報の大切な働きの一つです。でも、その伝え方はあくまでも保護者の目で、会員みんなの目が捕らえたものを伝えることが求められる。それがPTA広報の最も大切な役割である。

特集でもタイムリーなもの・旬を考えよう
 年度末号の特集は『なるほど 行事情報』です。1〜6年生の今年の行事を紹介しながら、「来年度の参考にしてください」と情報提供。写真で1年間を振り返ると、“振り返るだけ”で終わってしまう。この企画は優れたもの。特集『クラブ活動の紹介』も、次年度の選択のための資料集になっている。
『中学生白書』として、広範囲にわたって生徒の生活の実態を紹介(アンケート調査を元に)している。好企画だが、2月発行号ではその価値が半減してしまう。この白書を元に学級懇談会や運営委員会などで話し合いがもてたら、と大変惜しまれる。

年度最終号なら
 PTAの事業・行事の記事は報告で終わるのではなく、次回に向けて反省や提案をしなければ活動の進歩や発展にはつながない。例えば、運動会の特集で《駐車違反》のことが「次年度への課題」とするような視点に立つことが大切。ある広報は、年度末の『委員反省会』で、各委員会に「委員をして @よかった点 A大変だった点(今後改善してほしいこと) B来年度の委員へのアドバイス」を求めていた。
 卒業記念にと写真を掲載する広報がある。ただ写真を載せるだけなら、それはアルバムと同じ。広報は卒業アルバムではない。卒業記念文集の代わりをするわけでもない。「スムーズな進学のために」を特集し、中学校の紹介をしている広報があった。子供たちのための紹介( 授業や部活)だけでなく、PTA活動も「〇〇小とちょっと違う仕組み」として取り上げた企画力に感心した。

原稿を依頼するときに大切なこと
 原稿をお願いするときの注意事項。依頼状を必ず付ける。その依頼状には次のことを明記する。(1)書いてもらうテーマは具体的なものを (2)制限字数 (3)締切日 (4)広報委員の誰が原稿を受け取りに来るか。

古いニュースでも新しい記事にできる
 2月20日発行号に、7月に行われた成人教育委員会の社会見学の報告がされてる。その隣りは9月の成人教育講演会習会の記事。年2回の発行だと、このように《時が経った》記事も載せなくてはならないこともある。こんなときには、次のようなことを加えて記事にすると「古くて、新しい」記事になる。@前年度との比較 A今年のことを反省し、次年度への要望。
 年度第1号の発行が7月1日。その号で『先生紹介』。この時期で先生を紹介するのなら、「3カ月たった子供たちの変化」を書いてもらうなど、《旬》のものにしたい。 

アンケート調査
 ある広報に「広報委員会より」という囲みがあり、そこには次のようなことが書かれている。「91号で実施したアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。今回のアンケートは、回収率が20.8%と低い結果でした。これは、会員の皆様に興味・関心の持てる内容を提供できなかった事が原因と反省しております。アンケートで出た皆様の声を、しっかりと熟読し、今後の活動に活かしたいと思います」。広報が行なったアンケート調査の低回収率の原因は、実施した自分たち側にあるという感覚の鋭さ、謙虚さ―この委員会が持っている良さです。

広報を資料に学級懇談会を
「PTAはなぜ必要なのか」と聞かれれば、「保護者と担任が子供たちのことを話し合うことが大切だから」と答える。ある中学の広報は、「学級懇談会を成功(保護者の参加が増える)させるため」の具体的な手立てを提案している。

 

テーマを決めても、企画がうまく立たないのですが。
2 100号記念号を作るにあたり、アドバイスをお願いします。
3 校長先生のコメントとPTA会長のコメント、どちらが先?
4 個人情報保護法で、写真や名前にとても気をつかっています。
5 「下さい」と「ください」、「子供達」と「子ども達」、算用数字と漢数字の使い方。
6 アンケートの設問の作り方。アンケート集約後どのように紙面に載せてたらいいのか。
7 「編集後記」は何のためにあるのですか、何を書くのでしょうか 

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