武厚子の現在の生活のベースの一つなっている「さをり織り」。その「さをり織」の創始者城みさを先生が他界された。
2014年3月20日、大阪・和泉市の「さをりの森」にみさを先生を訪ねたが、その日も先生ははた織り機に向かっていらっしゃった。
今年の冬は特別に、厳しい寒さが続いておりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
年初から哀しいお知らせをしなければなりません。さをり創始者城みさをが去る1月10日104歳の天寿をまっとうし、おだやかに息を
引き取りました。葬儀は親族が集まり1月12日に執り行いました。
城みさをが57歳から始めたさをり織りは自由な自己表現の手織です。今までの概念では間違いと否定されたものが、それは新しい
デザインであり、個性の表現であるという画期的な手織りを生み出し、世界57カ国に多くの仲間が生まれました。
生あるものは必ず死を迎えるごとく、城みさをはその人生を静かに閉じました。残された私達はみさをの精神をしっかり受けとめ更
に深めてゆかねばなりません。城みさをから受けた大きな思想を人それぞれに昇華して継承してゆきたいと思います。あらためて、さ
をりの仲間と共に城みさをから受けた思想と魂を受け継いでいく覚悟を固めました。皆様と共にしっかり受けとめていきます。
つきましては、別紙の通り「城みさをを語る会」を開きます。どうぞ、多くの方々のご出席を賜り、みんなでSAORIを語り合いましょう。
平成30年1月22日
NPO法人さをりひろば代表 城 英二
武厚子 趣味の織物 さをり織りの紹介
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